記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]


前回(★「電工女子★キットの音を大きくしてみましょ!★」)、★「風鈴キット」(FU-RN2)をアンプに繋いで音を大きくしようと言うミッションを受けました。
結局どう作るかを決めただけで終わってしまったので、今回はいよいよ製作編に行きたいと思います。

と言う訳で、前回用意しましたワンダーキットのアンプキット★「386メインアンプ」(MA-386)を組立てていきます。

こちらがメインアンプキット~ハードル一気に上がった気がする。

まずは中を見てみましょう。

うん、そんなに難しそうじゃない!

基板も小さく部品も少なめ。
考えてみればアンプキットを作るのは今回が初めてなんですけど、これならLEDキットを作るのと変わらないので難しく無さそうです。

と思ったんですけど。

何か色々くっつけないといけない感じ…?

説明書を見てみると、基板に部品をハンダ付けして電源を繋げば終わりじゃないみたいで、ボリウム付けたりスピーカー付けたりと色々面倒な感じが・・・
しかもスピーカーは付属してないし・・・
まぁ考えてても仕方ありません。まずは基板を完成させましょう。
電工女子、行動あるのみです!

では早速部品をハンダ付けして行こうと思ったんですが・・・

あれ、珍しい…?

あれ?いきなりIC?
今までのキットだと最初は抵抗とかダイオードとか、背の低い部品からだったのに・・・
と思って説明書を読み進めてみると。
ありましたよ抵抗!1本だけですけど、ありました!

けど・・・

なんか立ってるー!!!

なんと横ではなく縦に取り付けろとの指示が!
基板を小さくするために取り付け方を工夫したら、普段一番手の抵抗が後の方に来てしまったんですね・・・
なるほど納得です。

そんなこんなで説明書の手順どおりに部品をハンダ付けすること30分ほど。
無事、基板が完成しました!

うむ!出来ました~!

と喜んだのもつかの間。
ちゃんと説明書通りに作ったのに部品が余ってしまいました・・・

…何か、いる。

よく見ると基板には部品を取り付けていないところもありますし・・・
ちょっと焦りながら説明書をじっくり読んで行くと・・・

ありました!
書いてました!

もう!何か忘れたのかと思って、ビックリしました!

なんと余った部品を追加する事でさらに音を大きくすることができるんですって!
仕様を見ると普通に作った時が20倍で、コンデンサを追加したらなんと200倍に!

200倍...想像つかないですね。

…まぁ、そこまで音を大きくする必要は無いので、今回は取り付けずに行こうと思います。

で、基板が完成したら今度はスピーカーとか電源とか取り付けないといけないんですけど、今回は風鈴キットと組み合わせて小さい箱に収めるので、いきなりボリウムとかスピーカーとかをハンダ付けせずにヘッダーピンで接続する事にしました。

いつものヘッダーピン!

この方が色々と応用も利きそうですし、配線の長さも調節しやすいですからね。

と言う訳でアンプキットは完成。
今度はアンプキットに取り付けるボリウムとかスピーカーを用意します。
説明書を見てみると、なんだかスピーカーの方が簡単そうなのでスピーカーから取り付けていきますね。

うむ、これくらいなら大丈夫そう。

用意したスピーカーはコレ。

じゃじゃじゃじゃーん!

アンプキットの説明書に書かれた仕様にもあってますし、小型で、何より最初から電線が付いているので便利なのです。
このスピーカーをヘッダーピンに取り付けられるように、コンタクトピンを取り付けます。

コチラが、今回取付けますコンタクトピン

ヘッダーピンの相手といえば「QIコネクタ」という事で、そのコンタクトピンの★「QIコネクタ用コンタクトピン」(QI-ZU)を持ってきました。
でもこれ、『圧着』と言う取り付け方で、特殊なペンチを使って取り付けるんですよね。
どうしよう、私、圧着やったこと無い・・・
圧着には専用の工具も必要らしいし・・・

と途方に暮れてたら、先輩社員サンがとんでもない事を教えてくれました。

「圧着工具が無かったら、ハンダで付ければいいじゃない。」

え?そんなのアリなんですか?

「電気的に接続されてればハンダでも圧着でも何でもいいんだよ。」

えぇえ・・・なんてアバウト・・・
と言う訳で、今回は先輩に教えてもらった方法で圧着用のコンタクトピンをハンダで電線とつないでみます!

まずコンタクトピンの圧着部分に予備ハンダをします。

予備ハンダを流し込み。

同じように電線にも予備ハンダをします。
これで準備オッケー。
あとは電線を乗せて上からハンダゴテを押し付けると…

あら簡単。

予備ハンダ同士が溶けて電線とコンタクトピンがハンダ付けされます。
あらとってもカンタン。
同じ要領でもう1本の電線にもコンタクトピンをハンダ付け。

なんか出てる…

コレで完成。
でも先輩、ホントなら圧着で折りたたまれるところが飛び出たままですけど良いんですか?

「何かに触れてショートしなければ問題ないよ。ハウジングに入れる場合や、どうしても気になるようならニッパーで切り取れば問題なし。」

なんてアバウト・・・・
なんだかキツネにつままれた感じもしますが、とりあえずコンタクトピンの出っ張りはニッパーで切り取る事にしました。

気になりますもん。切り取りますよー

この方がすっきりしてて危なくないですよね。
そんな訳でスピーカーの加工ができました。
早速基板に繋いでみました。

お!なんかいい感じっぽい!

バッチリですね!
でもよく見ると、コンタクトピンにハンダを流しすぎて奥までささらなくなってました・・・

めちゃくちゃ浮いてるー…

でも持ち上げても抜けない程度にはささってるので問題ないんだそうです。

では次にボリウムと風鈴キットに繋げるケーブルを作ります。

よく目にするケーブルですね

風鈴キットのライン出力はステレオ端子になっているのでステレオのケーブルを用意しました。
「L型3.5φステレオプラグ 1.8m」はL型になった3.5φステレオプラグにシールド線が付いたケーブルです。
説明書には『配線にはシールド線をご使用ください。』とかかれているのでこのケーブルはちょうどいいんですね。

説明書は隅々まで確認しなきゃいけませんね。


イメージ的には、こんな感じで風鈴キットとアンプキットが繋がります。
多分、なんかこんな感じ!

もちろん間にボリウムが入るんですけど。

あれ?
でもこれ、ケーブルからは3本電線が出てますけど、アンプキットには2箇所しか電線つけるところ無いですけど・・・
これってどうしたらいいの?

「まぁアンプキットはモノラル入力だからね。」

あの、モノラルってなんですか?ステレオとは違うんですか?
って聞きたいのをこらえて、自分で調べる事にしました。

で、調べてみて解ったことをザクッと書くと、モノラルと言うのは『1種類の音しか出せない状態』で、ステレオと言うのは『2種類の音が出せる状態』ってことみたいです。

モノラルは音が1種類なので信号極が1個とマイナスが1個。
ステレオは音が2種類なので信号極が2個とマイナスが1個なんです。
なのでモノラルプラグとステレオプラグを見比べてみると、金属部分(極性)の数が違うんです。

ほー…そういうことだったんですね。

ステレオの『2種類の音』と言うのがいわゆる『LR』、イヤホンで言う左右の音に当たるんですって。
人間は左右の耳で別々の音を聞き分けて立体的に感じ取るので、左右別々の音を出すと立体感のある音になるから、音楽はステレオで聴くって事みたいです。

モノラルとステレオの違いは解ったんですけど、じゃあどうすればいいのやら・・・
これは仕方ないので先輩社員サンに相談しました。

「乱暴な方法ではあるけど、ステレオの左右の音を一つにまとめてモノラルにしたらいいよ。」

え!?そんな事していいんですか?
って聞いたらステレオをモノラルにするアダプタはだいたいそういう構造になってて、特に問題なく使えてるから大丈夫とのことでした。
という事で、ステレオケーブルの信号線、赤い線と白い線をまとめて一つにして配線する事にしました。
別に片方の音だけをつないでも良いみたいなんですけど、配線を遊ばせておくとノイズが乗る原因になるからつないだ方がいいらしいです。

ではまずはステレオプラグの付いた方を短く切って、被覆をむきます。

まずは、剥きマス

茶色い細い線がいっぱい赤と白の線を囲んでいるんですけど、これがシールドなんだそうです。
シールドって言うのは「盾」のことで、信号線にノイズが乗らないように信号線の周りを覆って守ってるんだそうです。
信号線の周りにこのシールドが付いている電線を「シールド線」って言います。
シールドは信号線のマイナスにも使われている事が多く、今回もボリウムにハンダ付けするようになってます。
なのでシールドはハンダ付けしやすいように撚ってひとまとめにしておきます。

まずは、こんな感じで撚る。

その後、赤と白の線を少し剥いて、まとめます。

赤と白をドッキング

そしてこのケーブルをボリウムに説明書の通りにハンダ付け。

網線って何かと思ったら、シールドのことだったんですね!

次に、ボリウムとアンプキットをつなぐ部分を作ります。
この部分もシールド線を使わないといけないので、カットした「L型3.5φステレオプラグ 1.8m」の残りを使います。
「L型3.5φステレオプラグ 1.8m」の残りを短く切って、説明書通りにハンダ付けします。

ボリウム、頭こんがらがるんですよ…

ここでも電線を遊ばせないように赤と白の線をひとまとめにしました。
最後にシールド線の端にコンタクトピンを付ければ完成です!

何か面白い形になってきた。

では早速取り付けてみましょう!

ギリギリ触れそう…!

あれ、なんだかアンプキットの入力するところはヘッダーピンのピッチが狭くてコンタクトピン同士が接触しちゃいそうですよ・・・
なんとか絶縁カバーをつけないと・・・


おぉ!入った!!

意外とすんなりハウジングに入って驚きました。
ハンダがはみ出してたり、圧着する部分が残っていると上手く入らないことがあるので注意して下さいね。
ちなみに圧着したコンタクトピンはこんな感じ。

うわぁ、全然違う…

比べてみるとやっぱり圧着用のコンタクトピンをハンダ付けするのは乱暴なんだってわかりますね。
電工女子、その内圧着にも挑戦します!その内ね・・・

と言う訳でアンプキット完成です!!

や、やっとアンプキット完成…

いやぁ、なかなか大変でした。
終わってみれば作り応えがあるって言えますけど、初めての事が多くてホント苦労しました。
では、次回はいよいよ風鈴キットとアンプキットを繋いで鳴らします!


お楽しみに~!


(記事:オカポン)

更新予定:毎週木曜日(次回は8月18日です!)




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φ28 取りつけ金具・ケーブル付きスピーカー KP-S502 1個
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