エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: ハンダ付け不要/非マイコン系

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け不要-非マイコン系]


去年の9月以来のエレショップブログ当番です。

この前までオカポンさんが作っていた「ワンダーキット(WonderKit)」の★「放射温度計【キット】 / IR-TM1」を引き継ぎこの製品をPCに接続して色々なログを取っていきたいと思います。

通常の放射温度計は本体にある7セグはLCDなどに温度を表示させるだけですが、
このキットにはシリアル接続出来る端子があるのでデータのログをPCなどに
保存することが可能です。

まずは接続していきましょう。
連結用の6ピンL型ヘッダーピンを用意して「SERIAL」と記載された端子にハンダ付けします。(端子は別売です)

gs0601402g11a
(長いピンしかないので近日短いものエレショップ掲載予定です)


IR-TM1-y1-1


次に★「USB-シリアル変換ケーブル / KP-232R-3V3」を使用してPCと接続していきます。

IR-TM1-y1-2


スイッチ位置はOFF側にしてください。
こちらにすると電源はPC側から接続してデータ通信も可能となります。

これでハード側は完了です。


さて次はソフト側。
シリアルモニタを表示するソフトが必要ですがマイコン工作する人なら
大体のPCに入っているはず「ArduinoSDK」をつかっていきましょう。

スクリーンショット 2022-02-02 14.55.10


「ツール→シリアルモニタ」を選択するとログが表示されています。
(表示されていない場合は通信スピード:9600bps、改行コード CR+LFになっているかチェック)
スクリーンショット 2022-02-02 15.02.23

これでログの蓄積が可能です。


では身近にあるものの温度計測してみましょう。
まずは体温。
スクリーンショット 2022-02-02 15.14.12
表面温度なんでこんなもんでしょう。
ちなみに一番上のデータ「33.77,25.38,0」と表示されていますが、
「対象物の温度 , 基板上のセンサーIC自身の温度 , SW1押しボタンの状態」
の順に表示されています。

次はPCのファンの所の温度。
スクリーンショット 2022-02-02 15.15.14

古いPCなんでファン結構まわっているので高めの温度です。

温度計測後データの分析を行いたい場合はこのカンマ区切りのデータを
後ほど表計算ソフトに配置し分析も可能です。

キットではありますがただ7セグ表示だけではない多機能製品です。

ぜひぜひ色々な場面で温度計測してみてください。


担当:ヨジゲン

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ不要-非マイコン系]

クリスマス目前でございます。
今年は暦の関係で今回が2021年最後のブログ更新となります。
普段でしたら1年の締めくくりとして今年を振り返るような記事を書いても良かったのですが、まだクリスマスも終わっていないのに1年を締めるのも早い気がいたしましたので、普通に工作記事をお届けいたします。

さて、★先々週の記事でLEDの光らせ方を記事にいたしましたところ、思いの外好評でございました。
オームの法則についてよく解らなかったが使い方がわかったので助かった、というような感想もいただきました。

L_chika22


さてそんな中で、LEDを光らせる時に『定電流ダイオード』と言う単語がよく出てくるようで、その『定電流ダイオード』の使い方について解説してほしいという要望をいただきました。

と言う訳で本日は、なんだか分からないけど超便利らしい『定電流ダイオード』について簡単に解説してみたいと思います。

CRD01
はい、↑が『定電流ダイオード』でございます。
具体的には★「E-153」と言う商品でして、その名の通り決まった電流(今回の「E-153」であれば15mA)を出すことができる部品でございます。
もちろん出力する電流によって沢山の種類があるのは抵抗と同じでございます。

この『定電流ダイオード』につきましては、『決まった電流を流す』と言う部分に理解が及ばず、結局正体がわからないので敬遠する、というのが普通の反応なのではないかと思います。
なので今回も技術的な説明はいたしません。
使い方に絞って解説をいたします。
語弊のある言い方になりますが、ここでは『入力電圧に関係なく一定の電流を流すことができる部品』と憶えていただければと。

では早速使い方を見ていきましょう。
『定電流ダイオード』の使い方につきましては、シリコンハウス店頭で配布している資料がわかり易く簡単でございます。

CRD02

回路的には抵抗の代わりに配置するだけ。
たったこれだけでございます。

あら簡単。
『定電流ダイオード』さえ有れば抵抗いらず、つまり面倒な抵抗値の計算がいらないのでございます。
超便利!

でも本当にそんなうまい話があるの?とお思いでしょう。
もちろん裏はございます。

ただ、その裏は大した裏ではなく、ちょっとした注意点さえ守れば良い程度のものでございます。
ひとまず注意点の話は置いといて、実際にLEDを点灯させてみましょう。

今回は★12VのACアダプタを用意いたしました。
前回同様ブレッドボードで組み立てると↓になります。

CRD03

そのまんま、抵抗の代わりに『定電流ダイオード』が刺さっているだけでございます。
ここにACアダプタをつなげると
CRD05
この通り。
ちゃんと点灯いたします。
3Vで点灯するLEDに対して12V突っ込んでいますが、なんの問題もございません。
ちなみにACアダプタを9Vや24Vに変更しても、回路を変更する必要はございません。

改めて思いましたがホントに簡単ですね。
面倒な計算もなしにつなぐだけ。楽ちんポンがシャッキリポンでございます。

先程は青色LED(3V)を点灯させましたが、続いて赤色(2V)も点灯させてみましょう。
CRD06
面倒なので青色はつなげたまま。
電源に対して並列に青色LEDと赤色LEDを配置して、それぞれに同じ『定電流ダイオード(E-153)』をつなげております。

ここに電源を接続すると
CRD07
なんの問題もなく点灯いたします。

いやはや、ただ繋ぐだけなんて、こんなに楽をしてしまって良いのかしらと罪悪感を抱くほど。
こうなってくると『定電流ダイオード』の裏というのがいよいよ気になってきてしまいますね。

ではその裏、と言うか注意点を発表いたしましょう。
 1.電圧に気をつける
 2.極性に気をつける
の2点でございます。

どこかで見た注意点ですね。
はいそのとおり、LEDの注意点と同じでございます。
『定電流ダイオード』もダイオードの仲間ですので、注意点も同じようなものになるのでございます。

さてその注意点。
まず『電圧』についてですが、『定電流ダイオード』の電圧はLEDで注意した電圧とは違います。
LEDの場合はLEDにかかる電圧を一定以上にしてはならない、と言う注意でした。
しかし『定電流ダイオード』で注意する電圧というのは、決められた範囲内で電圧をかけなければならない、と言う注意でございます。

この『決められた範囲』を下回る電圧ではスペック通りの電流が出なくなり、上回る電圧では『定電流ダイオード』が壊れてしまいます。

↑のシリコンハウスで配布している資料では『DC10~24V』と書かれています。
LEDは概ね2~3V程度で点灯するのに10V以上電圧をかけないといけないってどういうこと?ってなりますよね。
じつはこの『定電流ダイオード』、自分も電気を使うことで一定の電流を出すことができるようになるんです。

メーカーの資料によると、『E-153』は4.6Vの電圧をかけるとだいたい80%以上の能力を発揮すると書かれております。
注目する部分は『肩特性 Vk』の部分でございます。
また、『最高使用電圧』は25Vと書かれておりますので、『E-153』を機能させようと思うと4.6~25Vの範囲で電圧を掛ける必要があるわけでございます。

しかしシリコンハウス配布の資料では『10~24V』と書かれています。
なぜか。
まず電圧の下限である10Vについて見てみましょう。

先程見ました『肩特性 Vk』の値は『定電流ダイオード』が使用する電圧でございます。
で、LEDを光らせようと思うとこの『Vk』に加えてLEDの電圧も必要になります。
青色や白色を光らせるなら3V程度、赤緑黄色を光らせるなら2V程度必要になります。
例えば青色LEDを1個光らせるとすれば、

 4.6+3=7.6V

必要になるわけです。
ただ、『定電流ダイオード』にかける電圧は4.6Vで80%以上と書かれておりますので、実際にはこれより大きい電圧をかけないと『定電流ダイオード』は十分に機能しない訳でございます。
なので、電源の電圧は大きめを見て10Vとしている次第でございます。

実際に使用する際はACアダプタが使いやすいので、9Vとか12Vとかの電源使用をオススメいたします。

で、電源電圧の上限が『24V』と書かれているのは、『最高使用電圧』25Vに最も近いACアダプタの電圧が24V品だから、と言う程度の理由でございます。

次に極性について。
これはもう、LEDと同じで電気が流れる方向がある、というだけでございます。
他のダイオードと同じように、本体に線が入っている方がマイナス側になります。
CRD04
シリコンハウス配布の資料にも書かれている通り、本体に線の入っている方がLEDの長い方の足につながる、と覚えていただければ十分でございます。

と、まぁ、『定電流ダイオード』を使用する上での裏というのはこの程度でございます。
まとめると
 1.抵抗を使用する時よりも高い電圧が必要になる
 2.抵抗と違って取付方向がある
と言ったところです。
電圧に関しては電池で駆動させようとすると電圧不足になる場合が多いので、モバイル仕様などコンセントから電源供給ができない環境での仕様は難しくなります。
取付方向については「ついうっかり」が発生した時、結構凹むことになります。

あと、最大の問題点は
 3.抵抗よりも圧倒的に高価である
という点。
抵抗に比べれば10倍以上の値段になりますので、数を使用するとその分コストが上がります。
逆に言えば多少の出費を気にしないのであれば圧倒的な利便性を享受できます。
偉い人も『時間と労力は金で買える』と申しておりましたが、まさにその言葉を体現する部品という訳でございます。


みなさんもぜひ商品名に臆せず利便性を享受してくださいね!




と言う訳で。
今回も少し蛇足を。

前回は抵抗を使わずにLEDを光らせる荒業(笑)を紹介いたしましたが、勿論『定電流ダイオード』でも複数のLEDを光らせることはできます。

CRD08
↑では4色のLEDを直列につないで光らせています。
この場合の注意点としては、
 1.使用するLEDの電圧と定電流ダイオードの電圧はすべて足し算になる
と言うところ。

今回の場合、青・赤・白・緑を点灯させていますので、LEDだけで10V使用しています。
しかし電源の電圧は12Vなので、定電流ダイオードにかかる電圧は4.6Vよりももっと低くなります。
そうなると定電流ダイオードから出てくる電流も小さくなりますので、LEDは全体的に暗くなってしまうんですね。

まぁ今のLEDは性能がいいので、多少電圧が低くとも、多少電流が小さくともそれなりに光ってくれます。
なのであまり気にしなくても良いかもしれませんが、十分な電圧が確保できない状況であれば、わざわざ高価な定電流ダイオードを使用する意味もないよなぁ、って思う訳でございます。

なので定電流ダイオードは状況に応じてご使用ください。

(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は1月6日です!)

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ不要-非マイコン系]

すっかり冬でございます。
寒くなると外では電飾が増えてきまして、煌めく電飾が心だけでも温めてくれます。
電子部品屋でもこの季節はクリスマス用の電飾などの問い合わせが増えてまいります。
巷ではいろんな電飾が販売されているわけですが、使用場所にぴったりな電飾を自分で作りたいというニーズも健在なのでございます。

と言う訳で本日は。
一度基本に立ち返ってLEDの点け方を解説してみようかと思います。

LEDの点灯と言うと、俗に『Lチカ』などと呼ばれておりまして、電子工作やマイコンの実験では一番最初に行われることが多い、いわばはじめの一歩的な工作でございます。
そのため、LEDを点灯すると言うと「何を今更そんな初歩の初歩を」と言われかねないのですが、だからこそ恥ずかしげもなく詳細に解説するサイトは少ないのではないかと思った次第でございます。
これから電子工作を始める初心者の方、また、ただLEDを光らせたいだけで電子工作には全く興味がない方のために、解説を書いてみようかと思った訳でございます。

はい、言い訳完了。

と言う訳で必要な部材を用意しました。

L_chika01
使用する電源は★モバイルバッテリー
でございます。
最近は乾電池よりも充電して繰り返し使えるモバイルバッテリーが主流になってきております。
スマホ用の充電器として個人でも複数所持していることも多く、身近な電源としてその地位を確立していると言えるのではないでしょうか。

あとはLEDと抵抗と、ブレッドボードを用意いたしました。
今回はどちらかと言うと実践ではなく考え方の解説ですので、色々と楽なブレッドボードを使用させていただきます。

ちなみに。
このエレショップブログでも何度か解説しておりますが、ブレッドボードというのは部品を挿すことのできる穴が沢山空いた板のことでございます。
この穴は板の中でつながっていて、部品通しをつないで回路を作ることができるのでございます。
L_chika03-2
今回使用するブレッドボードは↑のように穴がつながっております。
上下に電源ライン用のスペース(赤と青の線部分)があり、真ん中に回路作成用のスペース(緑の線部分)がございます。

ではまずは電源用の回路を作成いたしましょう。
電源入力に使用するのはブレッドボードに挿せるDCジャックでおなじみの★「20V 4A 高電圧高電流対応φ2.1mm DCジャック基板型/スイッチ付 / 18742」でございます。
このDCジャックを回路用のスペースに挿し、電源用ラインにつなぎます。
L_chika05
ちなみにこの「18742」は足が3本生えていますが、使用するのは真ん中の2本でございます。
L_chika04 L_chika04-2
3本の内お尻から出ている端子がDCプラグのセンターに、本体中央の端子がDCプラグの外側につながっております。
今回はセンタープラスのケーブルを使用致しますので、お尻から出ている端子をブレッドボードの+ラインに、真ん中の端子を-ラインにつなぎます。
ブレッドボードの穴同士をつなぐ際は★ジャンパー線と呼ばれる硬い電線でつなぎます。

ではちゃんと電気が供給されているか確認してみましょう。
L_chika06
はい、モバイルバッテリーから出力されたDC5Vがちゃんと確認できました。
これで電源の用意は完了でございます。

では本日のメインイベント。LEDを光らせていきましょう。

まずはこの3色。
L_chika07
★黄・★赤・★緑の一般的な着色タイプLEDでございます。

LEDを点灯させるときに気をつけないといけないことがございます。
 1.電圧に気をつける
 2.極性に気をつける
以上の2点でございます。

まず電圧。
これは商品ページやデータシートなどに記載されている『順電圧』『順方向電圧』と呼ばれるものでございまして、『Vf』と記号で書かれている場合もございます。
エレショップでは↓の赤で囲んだ部分がソレでございます。
L_chika08
考え方としましては、この順方向電圧に書かれている電圧をLEDにかけるとLEDが光る、と言った具合でございます。
この電圧より高い電圧をかけるとLEDが壊れる可能性が高くなりますし、この電圧より低い電圧だと光らない可能性がございます。
なので、LEDを光らせるときはこの『順方向電圧』として示されている電圧をかけるようにしましょう。

今光らせようとしている黄・赤・緑のLEDは、順方向電圧が2.1Vでございます。
しかしモバイルバッテリーから出力される電圧は5Vなので、これでは電圧が高すぎてLEDが壊れてしまいます。

ではどうするか。

はい、抵抗で電圧を落とすのです。

そうは言っても抵抗も種類が多く、どれを使えば良いのかわかりませんよね。
抵抗値も0から100万(1M)Ω以上まであって、目眩がしてきます。

こういうときに使用するのが『オームの法則』でございます。

文系人間からすれば『〇〇の法則』と聞くだけでアレルギーが出てきてしまうものですが、そういう人は『マーフィーの法則』でも読んでアレルギーを軽くすると良いと思います。
『オームの法則』と偉そうに言っておりますが、やっていることは小学校の算数レベルなのでご安心ください。

今回は詳しい内容は省いて、使い方だけをお教えいたしますのでご安心を。

では『オームの法則』使って必要な抵抗の値を求めてみましょう。

使用する式は『R=V/I』。
英字使われるだけで拒否反応が出てしまいますね。
なので日本語に直しましょう。

 電圧÷電流=抵抗

ついでに書き方も算数みたいに直しました。
そう、電圧を電流で割ると必要な抵抗の値が計算できるんです。

「なんで?」と言う疑問はひとまず置いといてください。こう言うもんだと憶えてください。
「なぜハサミはモノを切れるのか」を理解せずともハサミで紙を切ることはできるでしょう?
『法則』とか『公式』もただの道具なので、使い方を覚えていれば十分です。

では実際に計算してみましょう。
この『オームの法則』の公式にも注意点があります。
 1.電流の単位は『A(アンペア)』
 2.ここで言う『電圧』は『落としたい電圧』のこと
以上2点。
1は間違えやすい点。2は勘違いしやすい点でございます。

まず1の電流について。
今回使用するLEDは20mAの電流を消費します。
商品ページやデータシートでは『If』と書かれている部分でございます。
オームの法則では『A』が基本単位になっておりますので、『mA』のままでは使用できないのでございます。
と言う訳で『20mA』を『A』に直しましょう。
 1000mA=1A
なので、
 20mA=0.02A。
となります。

次に電圧。
これは電源の電圧でもLEDの順方向電圧でもありません。
抵抗で落としたい電圧のことでございます。
今回はモバイルバッテリーの5VをLEDに最適な2.1Vにしたいので、
 5-2.1=2.9
となります。
今回オームの法則に放り込む電圧の値は『2.9V』でございます。

では計算しましょう。
 電圧÷電流=抵抗
なので
 2.9÷0.02=145
となります。
と言う訳で必要な抵抗の値は『145Ω』でございます。

しかしここでまた問題が。

『145Ω』と言う抵抗はラインナップにないんですね。
(エレショップで取り扱いのある抵抗一覧はこちら)

こういう時は多い方で近い値を選びましょう。
抵抗値が大きい分にはLEDを壊すこともないので。

と言う訳で今回は150Ωの抵抗を使用します。
L_chika09
早速ブレッドボードに組んでみます。

が、ここで
LEDを点灯させるときに気をつけないといけないこと『2.極性に気をつける』が出てきます。

LEDには極性、プラス側とマイナス側がございますので、電源のプラス側にはLEDのプラス側を、電源のマイナス側にはLEDのマイナス側を接続してください。
ちなみにLEDの足の長い方がプラス側でございます。
L_chika10
抵抗はLEDに直列につなぎます。
回路としてはこんな感じでつながっております。
L_chika11

早速電源をつないでみます。
L_chika12
はい、無事点灯いたしました。

同じ要領で黄色と緑もつないでみましょう。
L_chika13
こんな感じ。
いわゆる『並列』に接続しております。
回路的には↓こんな感じ。
L_chika14
LEDを複数同時に点灯させたい場合は『並列』に接続することが重要でございます。
LEDを複数つなげたけど光らない場合は、だいたい直列、つまりまっすぐ数珠繋ぎに並べてつないでしまっている場合が多いようです。
直列につないでしまいますと、単純に順方向電圧が足されていきますので、電源の電圧が全然足りなくなってしまうんですね。
今回の例ですと順方向電圧2.1VのLEDが3個ありますので、
 2.1×3=6.3
と、最低でも6.3Vの電圧が必要になるのです。

並列につなぐと各LEDごとの計算になるので、LEDごとに抵抗を入れれば問題がないというわけでございます。

と言う訳で。
L_chika15
はい、3個とも光りました。

では続いて、順方向電圧がちょっと高い★青と★白のLEDを光らせてみましょう。
L_chika16
青や白、一部の緑などは順方向電圧が3V以上有ったりします。
L_chika17
なので赤や黄色と同じ抵抗を入れるとちょっと電圧が下がりすぎてしまうんですね。
なので必ずLEDに合わせて抵抗値を計算するようにしましょう。

今回は5Vを3.1Vにしたいので、
 5-3.1=1.9
となり、1.9V落とす必要がございます。
今回使用する青と白のLEDも、必要な電流は20mAなので、オームの法則に当てはめて
 1.9÷0.02=95
となります。
今回も95Ωの抵抗はないので、大きい方で近い値として100Ωの抵抗を使用します。
L_chika18
今回はいっぺんに青と白をブレッドボードにつなぎました。
L_chika19
回路は赤とか黄色の時と同じです。
違うの抵抗の値だけ。
もちろん電源を繋げば
L_chika20
ちゃんと点灯いたします。

さて、赤や黄色を点灯させた時に『並列につなぐと各LEDごとの計算になるので、LEDごとに抵抗を入れれば問題がない』と書きました。
つまり並列に接続すれば、順方向電圧の違う青や白と赤や黄色が混ざっても、問題なく点灯させることができます。
L_chika21 L_chika22
こうして各LEDに抵抗をつければ色んな色のLEDを一つの電源で点灯させることができるのでございます。


みなさんもぜひ自作の電飾を作ってみてくださいね!




と、いつもならここで終わるのですが。
感の良い人はすでに気付いたかも知れません。

『直列につないでしまいますと、単純に順方向電圧が足されていきますので』と書いた時、電源電圧が5Vなら、青色等の3V系と赤色等の2V系を直列にしたら抵抗いらないんじゃね?と

つまりはこういうことですな。
L_chika23
回路的にはこう↓
L_chika24
ええ、もちろんこれでも光りますよ。
L_chika25
単純な足し算ですからね。

例えば電源が12Vだった場合、3Vの青色LEDを4個直列にしたら抵抗いらないんじゃ・・・とか思いますよね。
正解ではないですが間違いでもないんです。電子工作警察には怒られますけど。

実際LEDってキッチリ順方向電圧かけないと光らないってわけでもなくて、多少電圧が増減しても光ります。
ただ、LEDにも個体差があり、どの範囲の電圧で使用できるかは明言できないので、データシート通りの電圧をかける方が間違いがございません。
それに、LEDというのは壊れやすい部品ですので、ちょっと電源が揺らいだだけでいずれかのLEDが壊れ、結果そこに直列につながるLED全てが壊れてしまうこともあるのです。
抵抗はLEDよりは頑丈ですので、電圧の調整は抵抗でするのが基本となる訳でございます。

電気・電子と言うと難しく聞こえますが、結構アバウトなところもあるので、恐れず色々と試していただければと思います。
 

(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は12月16日です!)

記事担当:共立エレショップ
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世間的にはPCよりもスマホやタブレットが主流になっているようで、若い人はキーボードが打てないなんて言う都市伝説も生まれております。
仕事では依然PCが主流で、資料を作ったり通販サイトを管理運営したりというのはキーボードが有った方が作業効率が良いのではないかと思う次第でございます。

さてキーボードでなにかするとなると、必須になるのがキーボードショートカットでございます。
メジャーどころでは『Ctrl+c』でコピー、『Ctrl+v』でペースト、などがございますね。
単純に文章を書くだけではそれほど使用しませんが、画像加工をしたり資料を作ったりする際には多様必至でございまして、正直小指がつるんじゃないかと思うことも多いものでございます。だからJISキーボード嫌いなんですよ。 

と言う訳で本日は。
そんなキーボードショートカットを手軽にする文明の利器の紹介でございます。

この商品は各キーにマクロを登録することができ、ショートカットなどを自分オリジナルの配置で使用することができるキーボードなのです。
正直この商品が登場した時、あまりの便利さに私すぐさま購入して今も大活躍している素晴らしいアイテムなのですが、その便利さがわかりにくいのかあんまり売れてなくて本気でしょんぼりしてたりもする商品なのでございます。

と言う訳で今回は、プログラマブルキーボードの便利さを語ってみたいと思います。

まずこのキーボード、PCに接続すると光ります。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB02
ゲーミング的な感じですね。
なお、電源を入れただけでは光りません。必ずPCなどとつないでください。
ちなみにこの光り方もプログラムで変更することができます。消灯させたり。
今回はそっちは紹介しませんが、気になる人は色々試してみてくださいませ。


次に接続したPCに専用のアプリをインストールします。
アプリの入手先は付属のマニュアルをご参照ください。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB17
色々有って紙のマニュアルを付属することになりましたので、URLを手入力で打ち込んでください。

アプリのインストールが終わったらアプリを立ち上げます。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB03
↑これがプログラマブルキーボードにプログラムをするアプリの画面です。
アプリを立ち上げたらキーボードを認識させます。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB04
左上にある『接続』ボタンをクリックするとキーボードの情報を読み取り、セルに反映されます。
今回のキーボードは3×3タイプなので、同じようにセルが埋まっています。

デフォルトではテンキーの数字と同じキーが設定されていますので、右下から左上へ1~9の数字が登録されています。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB05
登録されているキーを変更するのは簡単です。
セルをクリックして変更するキーを選び、セルの下にあるキーボードのキーをクリックするだけ。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB06
↑では『BackSpace』をクリックしたので『7』のキーが『BackSpace』になりました。
同じ要領でスペースとかエンターとか、そういったキーも簡単に登録ができます。

イヤそうじゃない。
私が紹介したいのはいかにしてキーボードショートカットを登録するか、ですよ。
そのために使用するのが『マクロ』でございます。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB18
『マクロ』には『拡張マクロ』と普通の『マクロ』の2種類があります。
それぞれ12個まで設定が可能なのですが、その違いは登録できるアクションの数だと思います。
『拡張マクロ』は42ステップのキー入力が登録できますが、普通の『マクロ』は24ステップのキー入力しか登録ができません。
まぁコピーとかペーストとか、簡単なキー操作の場合は『マクロ』を使用して、ちょっと凝った操作は『拡張マクロ』を使用すれば良いんじゃないでしょうか。

と言う訳で、早速キーボードショートカットを登録していきます。
今回は全て『拡張マクロ』を使用します。他意はないです。
まずは定番のコピーコマンド『Ctrl+c』を登録してみます。
最初に入力するキーは『Ctrl』ですね。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB07
この後に『c』を入れたら良いんじゃない?とか思ってしまいますが、このマクロは上から順番にキーを押していくだけなので、『Ctrl』と『c』を並べただけでは『Ctrl』を押した後に『c』を押すことになるので、ただ『c』と入力されるだけになります。
なので、『Ctrl』を押した状態で『c』を押し、『Ctrl』を離す、と言ういかにも『プログラム』的な登録が必要になります。

ではどうするか。
『Ctrl』を入録した後、マクロ登録スペースの横にある『キー分割』をクリックします。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB08
これで『Ctrl』が『Ctrl[down]』と『Ctrl[up]』に分割されます。つまりキーを押すと離すに分かれる訳です。
あとは『Ctrl[down]』を選択した状態で『c』を押せば、『Ctrl[down]』と『Ctrl[up]』の間に『c』が入り、『Ctrl』を押した状態で『c』を押し、その後『Ctrl』を離す、と言う動作が登録できました。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB09
面倒ですがプログラムってこういうものですよね。

あとはキー選択に戻って先程登録した『拡張マクロ1』を登録すれば、無事コピーのショートカットが登録できます。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB10
キーの登録が終わったら上段にある『キーボードの保存』をクリックすると、プログラマブルキーボードに書き込みがされます。

登録した内容はキーボードに書き込まれますので、別のPCにつないでも同じ動作をします。
環境が変わってもキーボードは変わらない、という訳ですね。

では続いて。
もうちょっと凝ったコマンドを登録してみましょう。

プログラムをする人にとってはよく使うコマンドというものが有るかと思います。
今度はそういったコマンドを登録してみましょう。

今回登録するのは『<font color='red'><b></b></font>』。
プログラムと言いつつHTMLなのですが、上記の文字を赤太文字にすると言うコマンドは警告文の作成時によく使います。
と言う訳でこのコマンドを例文に登録をしてみましょう。

まずは『拡張マクロ』の『文字列』と言うテキストボックスにコマンドをコピペします。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB12
一文字ずつ行に分かれました。
不要な文字などが有ればここで削除しておきましょう。
入力が終わったら『キーを解析』をクリック。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB13
すると『文字列』の中に有った文字がキー操作の順番になってマクロ登録スペースに現れます。

これでだいたいOKなのですが、解析されたキー操作はアプリ上に表示されている英字ボードが基本になっています。
御存知の通り英字ボードと日本語ボードではキーの配置が違います。
分かりやすいところでは『@』の位置とか。
解析された手順は英字ボードを基本にしていますが、実際に入力されるのは今お使いのキーボードの配列が基本になりますので、日本語キーボードを使用していると入力したい文字が意図しない文字になる場合があるのです。

今回の『<font color='red'><b></b></font>』の場合、『=』と『’』は英字ボードと日本語ボードで場所が違うため、修正が必要です。
英字ボードを使用していれば何も問題ないんですけど。

そんなこんなでキーボードの配列分の修正をすればマクロの完成です。
今回は39ステップ使用しましたので、これ以上長いコマンドを入れるのは難しそうです。

マクロが完成したらキーボードに登録です。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB14
登録したら保存するのを忘れずに。

うまくマクロができていれば、『8』を押すと『<font color='red'><b></b></font>』が入力されます。
PRKEY-3x3R-BLS-RGB15
バッチリできました。(改行は自分で入力してます)
キータッチを再現するので一文字ずつ入力されていくのはなかなか見てて面白い。

ちなみに日本語入力の状態で使用すると
PRKEY-3x3R-BLS-RGB16
こうなりますw
素直にキー入力をするだけなので、こうなっちゃうんですね。

と言う訳で。
キーボードショートカットだけでなくコマンド入力もできてしまう超便利なプログラマブルキーボード。
指一本ワンプシュで色々できて仕事の効率爆上がり間違いなしでございます。


みなさんも快適なキー入力ライフを送ってみてくださいね!
 
(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は12月9日です!)

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け不要-非マイコン系]


先月末(2021.08.27)に発売され、あっという間に売り切れた★「電源ノイズフィルター組立キット / WP-NF100V」。
今は再入荷して在庫もあるのですが、そんな一瞬で売り切れるほどスゴイ物なのかと超気になってしまいました!
なので今回はオーディオに詳しくないオカポンが組み立てて、ノイズフィルターがある時~・ない時~で試聴してみようと思います!!
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因みに、このキットは「Wonder Pure」ブランド(以前も紹介した「ピュアオーディオ」に特化した製品を製造・販売している共立電子産業のブランド)の最新作なのです。
そしてこの★「電源ノイズフィルター組立キット / WP-NF100V」は、電源のノイズが気になって音楽に全集中できない人に最適な商品となっています。
ちなみに電源ノイズフィルターって結構高価なものも多くて、10万前後するものが多いそう。
今回紹介する商品は組立キットなのもあって、¥13,200(税込)(2021.09.15現在)とお値段もお手頃価格。
しかも組立キットといっても全然組立てが難しくなく、あっという間に完成しちゃう親切設計なんだそうです。


ということで、早速組み立ててみましょー!
必要な工具は、この2つ。
・プラスドライバー:No.2・・・★「プロユースドライバー/プラス[RoHS] / DP-64」
・六角ドライバーもしくは六角レンチ:2.5mm・・・★「六角ドライバー[RoHS]◆取寄品◆ / DH-25」
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なんとハンダ付けがいらないんです。
超楽ちんですね!

まずは、商品のケースをカパッと開けます。
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ケースの上蓋はネジ止めされていないので簡単に開きますよ。
開きにくい場合は、下のネジを少し緩めてあげると簡単に開くようになります。

で、中身を見てみると...
ほぼ完成していますね。
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そう、このキットは中の配線をして、ケースをネジ止めするだけなのです!簡単!
ただ、配線を間違えると大変なことになるので要注意ですぞ!

配線をする前に、アルミケースの裏面にシリコンゴム足を貼り付けます。
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このゴム足は別に付けなくてもいいので、設置場所に合わせてお好みで取付けてくださいね。

では配線します。
まずは、白黒の配線から。
端子のプラカバーを開けます。
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ねじを緩めます。
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オカポン、こういう形状のものって電気工事士の固定端子台しか使ったことが無かったので、説明書に書いてある「ネジがバネで浮いている状態になります」と言う表現がよく分かっていなかったのですが、確かにネジが浮いてる!
ネジ穴からネジが離れているのにネジが取れないって、なんか手品みたいで感動しちゃいました。(笑)

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浮いてるネジの下に丸形端子を持っていき、ドライバーでネジを締めます。

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残りの2本も同じように締めていきます。

配線は説明書にも掲載されていますが、このようにします。
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端子カバーをしめたらこちら側は完成です!
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次は黄色と黒色の配線をします。
先ほどと同じように、ネジを緩めて、端子を挿し込み、ドライバーでネジを締めます。
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配線は、こんな感じ。
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はい、これで配線は完了です。超簡単でした。
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最後に、上部ケースを取付けて、4箇所ネジを締めて固定します。
この時に必要なのが、六角ドライバーです。
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前面2箇所、背面2箇所のネジをしめて、完成~!
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さて、では接続してみたいと思います!
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接続は「アンプ→コンセント」の状態のところを「アンプ→ノイズフィルター→コンセント」にします。アンプとコンセントの間にこのノイズフィルターを入れるんですね。
説明書にも、接続方法が書いていますよ。
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というわけで試聴です。
最初にノイズフィルターをつけてない状態で、女性ボーカル曲を1~2分聴きいてみました。
次に、ノイズフィルターを付けた状態で、同じボリューム同じ位置で同じ曲を同じ長さ聴いてみました。

結果・・・・
※オカポン個人の感想です!
めっちゃ違うと思いました。
ノイズフィルターがついていない状態では曲のフレーズの間に僅かな「ジジッ」という音が載っている気がしました。
でもノイズフィルターをつけて聴いてみると、その僅かな「ジジッ」が消えた!と思いました。
稚拙な感想で申し訳ないです。。

今回ワンダーピュア担当者御用達の試聴環境で聴いてみたんですけど、そういう場所で素人のオカポンが聴いただけでも違いが分かるくらい効果がありました。※個人の感想です。
もしご自宅でノイズが気になるなー・・・と思う方や、さらなる高みを目指したい人には、ぜひ一度試してほしい商品だと思います。



皆さんも、ぜひ作ってみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は9月30日です!)

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