記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]

ここ最近の共立電子産業は『キーホルダー』が熱いようで。
電工女子が基板素材を使って作ったキーホルダーも各所で好評ですし、最近話題になった『エジソンキーホルダー』も50個用意しましたが一晩で完売する盛況ぶりでした。
シリコンハウス横の電子部品自動販売機『ガジェットベンダー』で販売されているアクリルキーホルダーも、販売報告を見ている限りかなり売れているようです。
大阪にお立ち寄りの際はぜひお土産に買ってみてくださいね。

と言う訳で本日は。
便乗、という訳ではありませんが、私もいっちょ光るキーホルダーなんかを作ってみようかと思います。

使用するLEDはこちら。
これをアクセにしたい

はい、★小型流星モジュール ピンク色 59mm「RYULED-PK-59」です。

このモジュールは電源をいれると根本から先へ流れ星が飛ぶように光る、いわゆる『流星灯』電飾LEDの小型版なのです。
小さくて電池駆動するので、装飾品とかコスプレ小物用にオススメとのことなので、ひとつこれを使ってキーホルダーを作ってみようかと思った次第です。

と言う訳で。
まずはこの『小型流星モジュール』を電池で光るようにしないといけません。
用意した部材はこちら。
集めた材料はこちら
★小型流星モジュール ピンク色 59mm「RYULED-PK-59」
★コイン型電池ホルダ 基板用ピン端子 CR1220用「CH23-1220」
★縦型超小型スライドスイッチ[RoHS]「SS-12SDP2」
★ハギレ基板

集めた部材で注目はこれ↓
SDGsなユニバーサル基板
弊社開発部門「共立プロダクツ」の中の人からもらった、試作で使った余りのユニバーサル基板。
作業場所とか開発部門の人の机周りって、こういう『部材』が落ちてたり集めて箱とかに入れたれてたりしますよね。
今回は小さい基板が欲しかったので、余った廃材的な基板を頂いてきました。

とは言えこのままでは大きすぎます。
理想としては4×4ポイント位の大きさのユニバーサル基板が希望。
と言う訳で、この基板をカットして使用します。
使用した工具はこちら↓
無敵の基板カッター
かつてシリコンハウス2階で販売していた、サンハヤトの基板カッター『PC-205』です。
この基板カッターは裁断機のように基板をカットすることができる優れ物で、ホントに紙でも切るようにサクサク基板をカットすることができます。
なお、この『PC-205』はすでに廃番品で、後継機としては『PC-210』が出てますが、エレショップでもシリコンハウスでも取寄せとなります。

で、その倉庫の隅で眠ってた廃番品の基板カッターで、廃材の基板をカットしようと言う試みです。
基板に対してカッターが大きいですが、目的の大きさのところにセットして・・・
小さい基板はカットしづらい
静かにハンドルを下げる。
ゾリゾリッと気持ちよく切れる

ほとんど抵抗もなくゾリゾリと基板が切れました。
長く倉庫に放置されてた基板カッターですが切れ味は衰えておりません。
クセになる切心地。
そして見事な切り口。

見事な切り口
これは良いものだ。

と言う訳で基板のもう1辺もカットして、用意できた部材たち。
と言う訳で部材が揃った

これを、↓の様に組立てます。
部品配置イメージ

今回使う『小型流星モジュール』はDC3Vで点灯するので、使用する電池はコイン形リチウム電池の★CR1225 コイン形リチウム電池 バルク品「CR1225」(公称電圧:3.0V)。
これを収める電池BOXが★コイン型電池ホルダ 基板用ピン端子 CR1220用「CH23-1220」。
私は無抵抗主義なので電池BOXに小型流星モジュールを直接し、間にスライドスイッチをいれるだけ。
小型に収めるために最少の部品数で作ります。

まずは基板に電池BOXを取付け。
まずは電池BOXから

電池BOXの真ん中から出ているマイナス側の端子を基板にはんだ付けします。
この時、電池BOXのプラス側の端子は基板から出し、小型流星モジュールを取付けられるくらいのスペースを開けておきます。

次に小型流星モジュールと電池BOXをつなぎます。
フラックス必須!
小型流星モジュールのハンダ付け部分はハンダが乗りにくいので、フラックスを塗ってからはんだ付けしましょう。
流星灯も取り付け完了

よく見ると小型流星モジュールの右側のハンダ取り付け部分の下に『-』の印がついています。
これを目印に極性を判別してください。
あと、なかなか手間はかかるのですが、小型流星モジュールと基板が平行になるよう調整すると見栄えが良くなります。
極性間違えないよう注意!


と言う訳で全体の形が完成しました。
後は細かくハンダで繋いでいくだけ。
これで形が固まった


次にスイッチと小型流星モジュールを繋ぐために、小型流星モジュールのマイナス端子に予備ハンダをします。
マイナス側にも予備ハンダ
この時もフラックス必須です。

次にスイッチの取付。
スイッチを取り付け
スイッチの3本の足を全部基板にはんだ付けします。

そして電池BOXのマイナス端子とスイッチの足をつなぎます。
配線の位置でスイッチのON位置が変わる
今回はスイッチの上の足とつなぎましたが、真ん中の足と繋ぐとスライドスイッチを上下どちらに動かした時にONになるかが変わります。
今回は上の足とつなげたので、スイッチを上にいれるとONになります。
この辺りはお好みで変更可能です。

最後にスイッチの真ん中の足と小型流星モジュールのマイナス側をつなぎます。
回路の完成です!
これで回路が完成。
ハンダが必要な工作は終了です。

と言う訳で、電飾モジュールが完成しました。
工作終了です

表面はこんな感じ
とてもシンプル。そして小さくまとまりました。

早速電池を入れてちゃんとできているか試してみましょう。
電池入れてみた

スイッチON!
光りました!
光りました!
バッチリできてましたね。良かった良かった。
せっかくなので光ってるところを動画でも見ていただきましょう。

いかがですか?
この『小型流星モジュール』、なかなか良いでしょう。
他にもカラーバリエーションがありますし、もう少し短いタイプもあるので色々遊べるんじゃないかと。
この動画を見て色んな人が工作してくれると嬉しいです。



で、これで完成!とはいきませんよね。
だってこの状態に鎖つけて「はいキーホルダ~」とか、流石に言えませんからね。

なのでこのモジュールをいれるケースも作ることにしました。

何でどう作るか迷ったんですが、前から↓のようなアクリルを重ねて作るケースに憧れてたので、これを真似てケースを作ってみようかと。
RPI4ACCASBLa
★Raspberry Pi 4用 アクリルエンクロージャーセット (ケース+ファン+ファンガード) 青「RPI4-ACCASBL」

完成したモジュールを定規で寸法測って試行錯誤した結果できたデータが↓
アクリルのカットデータ
アクリルは余ってた2mm厚のものを使用することにしたので、全部で8枚のアクリルを重ねる結果に。

と言う訳で、会社にあるレーザーカッターでアクリルを切ってきました。
厚さ2mmの余ってたアクリで製作
ピンク色のアクリルが余ってたのでそれを使用。
さて、上手く収まるかな?

ではケースを組立てていきます。
まずは一番下に来るアクリルに、ポリカーボネートのネジを通して置きます。
ネジはテープで止めとくと組み立てしやすい
この時、ネジをマスキングテープやセロハンテープで止めておくと、組立てが楽になりますよ。

ネジを立てたらベース部分を重ねます。
まずはベース部分を重ねて


ベースができたら真ん中のスペースにモジュールを乗せます。
モジュールを乗せる
ん?なんかモジュール短くね?
どこで計算間違えた?

・・・・まぁいいや。このまま進めよう。

モジュールが無事収まったので、最後までアクリルを重ねていきます。
更にアクリルを重ねて・・・ってアレ?
ん??モジュールが収まったのにアクリルの数が多いぞ?

まいったな、アクリルが余ったぞ
無事モジュールが収まりました!
が、やっぱりアクリルが1枚余りました・・・・
どうやら高さの計算を間違えてたようですね。
まぁ、いいか。ちゃんと収まったし。

最後にポリカネジの余ったところをニッパーでカットすれば
ミスは有ったけどちゃんと収まった!
流星灯キーホルダー完成です!
なかなか良い感じ?

色々と設計ミスはあったものの、まぁ細かいこと気にしなければバッチOK!
キーホルダーを振っても中のモジュールはカタカタ動かないので大成功と言って良いのではないかと。

最後にキーホルダー用の金具『ナスカン』を取付けて
今回はナスカンをつけてキーホルダーに
これでカバン等に付けられるようになりました。
流星灯キーホルダー完成です!


では最後に、光っているところを見ていただきましょう。


うむ。良い感じ。自画自賛。

と言う訳で。
ケースの設計とアクリルのカットさえできれば超簡単な工作でした。
アクリルケースに入れた光るキーホルダー。
意外と簡単にできるので、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。

みなさんも是非、光るキーホルダーでブイブイ言わせてみてみてくださいね♪

(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は5月9日です!)