記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]


★「電工女子、WonderKitで工作します!(第35弾:DCモーターコントローラ3キットです)★2」

途中説明書の順番通りに作らなかったところもありますが、無事完成させることができました。
コレでホントに完成です!

と言う訳で今週は、動作チェックと使い方の解説をしようと思います。

まずは動作チェックなんですが、このキットの動作チェックには電源以外にモーターが必要になります。
と言う訳でまずはモーターを用意しないと。
で、目をつけたのがコレ↓
模型用のモーターといえばコレ!
★「DCモーター[RoHS]▲航空便不可▲ / FA-130RA」
模型用モーターといえばコレですよね。

で、このモーターを『BOSO-1606』につなごうとしたら、先輩社員さんから待ったがかかりました。

なんでも、この『BOSO-1606』は電源電圧がDC4.5Vから16.0V。
電源電圧がそのままモーターに流れる電圧になるんだそうで、『FA-130RA』には電圧が高すぎるんだそうです。
エレショップの商品ページを良く見てみると・・・
適正電圧が低すぎる!
ホントだ!
モーターの使用可能電圧範囲がDC1.5~3.0Vになってる!
こんなところに4.5Vもかけたらモーターが壊れちゃいますね。

と言う訳で、使用可能電圧がDC4.5V以上のモーターを探していたところ、開発部門の先輩社員さんがこのモーターを貸してくれました。
このモーターなら使用可能電圧範囲がDC4.5~9.6Vなので問題なく使えます。


次は電源選び。
DC4.5Vの電源が手元になったので、手元にあったDC5V出力の★「ACアダプタ DC5V 4A / WA-05400X-1」を使うことにしました。


さて次はモーターで何を回すか、が問題です。
何も付けずに回したら回転の具合がわからないですからね。

で、用意したのがコレ↓
ベンハムのコマですベベン
知ってます?『ベンハムのコマ』って言うんだそうです。
白黒なのに回転させるとカラーに見える模様(図形?)なんです。
昔理科室に飾ってあって、ほんとにカラーに見えてビックリしたのを今でも覚えてます。

なんかこの『ベンハムのコマ』、早く回しすぎてもカラーに見えないらしいんで、モーターの回る速度を変えられる『BOSO-1606』を使って、ちょうどよい速度を探してみようと思います。

まずはこのベンハムのコマをモーターに取付けて。
セット完了
技術部門の先輩社員さんがアクリル板を加工して、モーターに取り付けてくれました。

と言う訳でまずは『BOSO-1606』にモータを接続します。
まずはモーターを接続
モーターに取付けた配線を『BOSO-1606』にある端子台に繋ぎます。

ちなみにモーターには極性があるんですって。
今回使用したモーターは開発部門の先輩社員さんから借りたものなので、配線の色がプラスマイナスわからなくなってますけど、普通に売ってる『RS-540SH』には赤と黒の線がついているので解りやすいです。
赤い線を+側に繋いでくださいね。

ではプラスマイナスを逆につなぐとどうなってしまうかといいますと。
今回使用するDCモーター『RS-540SH』で言いますと、『逆転』することになります。
『逆転』と言うのはモーターの軸から見て、時計回りに回転すること。
反対は『正転』と言って、これはモーターの軸から見て反時計回りに回転することなんだそうです。
なんか感覚的に時計回りが正転って感じしますけど、モーターから見たら正転が時計回りになりますもんね。

続いて電源を接続。
次に電源を接続
電源はもちろんプラスとマイナスが決まっているので間違えないようにしてくださいね。

電源が接続されたら基板上のLEDが点灯しました。
LEDも光って準備完了!
ちゃんと通電した証拠です。
次に準備として、LEDの近くにあるスピード調節のボリュームを目一杯右に回してパワーMAX状態にします。
コレで準備完了。
あとはタクトスイッチを押せばモーターが回ります。
操作ボタンは3個
スイッチは3種類。
左から『正転』『停止』『逆転』。
ここでも出ましたね、正転と逆転。
モーターの接続を間違えていると、正転ボタンを押したのに逆転してる!ってなっちゃうんですね。

ではスイッチを押してみましょう!


・・・・・
あれ?
一瞬ブルって震えてから動かなくなった・・・
スイッチを押し直しても同じ・・・
作るの失敗した? (((´;ω;`))))

涙目で開発部門の先輩に聞いてみたら、
「電源の電流量不足」
って言われました。
(´・ω・`)?

先輩に促されて『RS-540SH』の商品ページを見てみると。
めっちゃ電気食う
『適正電圧・負荷時の消費電流:6.1A』
6.1A!?
そんなに電気食うの?
なんかでっかいモーターだな、って思ってたけど、そんなに大食漢なの?
今回使用しているACアダプタは4A出力ですから、全然電流が足りなくてモーターが回らなかったんですね。

ショボーンとしてたら先輩社員さんから耳寄り情報が。
なんでもモーターは動き始めるときに一番電気を食うらしいので、ゆるい回転から始めればこのACアダプタでも回すことができるんだそうです。

と言う訳で、スピード調節のボリュームを半分くらいにして再びスイッチON!
飛んでいきそうなくらい回転してる!
回った!
モーターが回りました!大成功です!
しかしボリューム半分でもかなり回ってますよ。
ここで調子に乗ってボリュームMAXに!

モーター「ブヴヴヴヴヴヴヴ!!」
Σ(||゜Д゜)ヒィィィィ!!

轟音とともにモーターが暴れだしたので慌てて停止スイッチ押しました。
めっちゃ動いた
なんか飛んでくんじゃないかってくらいメッチャ回ってました。ナニコノモーターコワイ...

気を取り直して本題。
ベンハムのコマがカラーに見えるように回転数を調整してみよう!

・・・・
試行錯誤すること約5分。
カラーに見えない・・・
必死でがんばった結果が↓
色が付いているように見える?
ネットで調べたらベンハムのコマは目の錯覚なので写真などではカラーに写らないそうなんですが、なんかちょっと色が付いているように見る気がしないことも・・・・ないかもしれない・・・

と言う訳で。
モーターが大きすぎたせいでベンハムのコマがメッッッッッチャ回ってカラーに見えなかったんですが、ちゃんと回転速度を調整できたのでキットとしては大成功です!

で、最後にこの『BOSO-1606』の凄い所を紹介します!
開発者曰く、一番こだわったのが逆回転させる機構なんだそうです。
例えばMAXパワーで正転させている時に逆転ボタンを押した時、一旦モーターを停止させてから逆転するようにしているとのこと。
目一杯回っているものを急に逆転させるとモーターとか制御部分にものすごい負荷がかかって壊れてしまうこともあるんだとか。
そうならないよう、一旦モーターを停止させてから、安全に逆回転させるようにしたんだそうです。

このほか、制御素子が危険な温度まで上がったり大電流が長時間流れると自動停止する「過熱、過電流保護機能」も付いているので、安心して使うことができます。
(電流が流れ過ぎて焼け切れたり、基板の温度が上昇しないよう、モーターの電流が流れる所の基板パターンは太く設計しているとのことです)

安全にも配慮した『BOSO-1606』。外部制御用の端子もあるので色々と応用も効くんだそうです。


それでは、その安全なところも含めて動いている所を動画でお見せしようと思います!
※モーターの音量、注意です※

なお、今回動画は別の人に撮影を依頼したので、↑の動画ではモーターがプラスマイナス逆に繋がれてます。なので『正転』ボタンを押したのに『逆転』してます。
気づいたのが掲載直前だったので撮り直しができませんでした(´・ω・`)ゴメンナサイ


皆さんもぜひ色んな装置に応用してみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月13日です!)