エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]

最近仕事でLEDの写真を撮ることが多くございました。
そんな時に重宝するのがワンダーキットの★LEDチェッカー3「LED-40」でございます。
このキットは定電流駆動なのでLEDの発光色や特性にかかわらず、一定の電流でLEDの点灯チェックができる便利グッズなのです。

led40a

引き出しや工具箱の奥底から発掘されたLEDも、挿してスイッチONすればだいたい光らせることができます。
なのでLEDを光らせた状態で写真を撮りたいときなんかには重宝するわけでございます。

しかし不満がないわけでもございません。
こちらのキットは基本5mA点灯で、タクタイルスイッチを押すことによって10mA、15mA、20mAと電流量を変更することができるのです。
LEDを点灯させて撮影する際、どうせなら最大の20mAを流して一番明るいであろう状態で写真を撮りたくなるのが人情というもの。
そういう場合には2個のタクタイルスイッチを同時に押してセットしなければならず、コレが結構手間なんですよね。

LED-40-custom01

という訳で本日は。
このタクタイルスイッチを別のスイッチに替えて電流アップを手軽に持続させようと言う企画でございます。

今回用意したのはこのスイッチ。
やっぱりトグルスイッチっていいですよね。棒を倒してON-OFFとか。パチンパチンという操作感も心地よいですし。
基板用にしたのはこの端子の方が加工しやすいかな、といった程度の理由でございます。

では加工をしていきましょう。
まずトグルスイッチの足を広げます。
LED-40-custom03
この広げた足をLEDチェッカー3のタクティカルスイッチに取付けるわけです。
LED-40-custom04
うむ。
微妙に届かない。
足がもう少し長ければこれでハンダ付けして終了だったのに・・・

仕方がありません。
足が届かないなら下駄を履かせればいい。
ということで基板裏のハンダ部分にリード線を取付けました。
LED-40-custom05
リード線とはいいますが余った抵抗の足を切ったもので代用です。
このリードにトグルスイッチを取り付ければ完了というわけです。

LED-40-custom06
はい完成。
後は実際にLEDを繋いで動作を確認します。

スイッチがOFFの時。
LED-40-custom07

そしてスイッチがONの時!
LED-40-custom08

・・・・・・・
贔屓目に見ても明るさ変わってないですねぇ・・・
コレはおかしい。
試しにタクタイルスイッチを押してみると・・・
LED-40-custom09
明るくなるやん!

改めて基板のパターンやらタクタイルスイッチの接点をテスターで確認してみたら、スイッチを取り付けるところを間違えていたことが発覚!
いやぁ、下調べって大事ですね。

という訳でトグルスイッチを付け直し。
LED-40-custom10

気を取り直して・・・
スイッチがOFFの時。
LED-40-custom11

そしてスイッチがONの時!
LED-40-custom12
やった!バッチリLEDが明るくなりました!
横側に付けるのが正解だったんですね。いやはや。

実験も成功したのでもう片方のタクタイルスイッチにもトグルスイッチを付けます。
LED-40-custom13

これで手軽にLEDを常時明るく点灯させることができるようになりました。
ちなみに作業時間は失敗含めて30分ほど。
LED-40-custom14
なんとも不格好で人様にお見せできるような工作ではありませんが、自分で使う程度の改造ならコレで十分ですよ。
最初はこんな感じでいいんじゃないでしょうか。
こういうところから少しずつブラッシュアップしていけばそれでいいと思います。
私と同じように技術も知識もないけど改造とかしてみたい!と言う人の背中を少しでも押せたなら嬉しい限りです。

実験して失敗してやり直して。成功したら喜びもひとしお。
こういうのが工作の醍醐味ですよね。

皆さんもぜひ電子工作を楽しんでくださいませ♪

(記事:伊東)
更新予定:毎週木曜日(次回は5月6日です!) 

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]


本日は。
流行おくれとか言われちゃうけど、全然そんなことはないと思っている★「LEDハンドスピナーキット」を作ろうと思います!
CAI183a

このキットはハンダ付け部品がほぼすべてチップ部品!!という、ある程度ハンダ付けに慣れた人向けのキットです。
ハンダ付けの腕試しをしてみたい人や、脱入門者!を目指している人にピッタリですね。

キットの中身はこんな感じ。
CAI-183-1
やっぱりチップ部品はちっちゃいですね!!
LEDは赤・青・緑の3色入っていますが、必要数よりちょっと多めに入っているので好きな配色で製作することが出来ます。

基板はこんな感じ。
CAI-183-2CAI-183-3
普段見るキットの基板と違って穴がほとんど無いです。
電池ケース以外は全て面実装部品です。(゚A゚;)ゴクリ

ちなみに、あたりまえですがLEDには極性があります。
CAI-183-4
チップ部品が小さすぎてよく見えないのと慣れていないことが相まって、正直極性を判別するのにとても時間がかかってしまいました。
LEDの表側(発光面)で見分ける場合は、端にチョロっと緑色のマーキングがついている方が「-(マイナス)」側です。
LEDの裏側(基板に接する面)で判断する場合は、緑色で書かれた凸マークののでっぱり部分が「-(マイナス)」になります。
これはほんとにルーペが有った方が良いと思います。
ちなみにLEDを取り出す時は1個ずつテープをめくって取り出すようにしましょう。
取り出してしまうと、光らせないと発光色がわからなくなりますから。
いつものリード付LEDみたいに気軽に光らせて確認ってできないですからね。

ハンダ付け箇所は
▼表面
(1)LED…11個
(2)抵抗(101)…11個
(3)抵抗(103)…1個
(4)コンデンサ(印字無し)…1個
(5)IC…1個
▼裏面
(6)電池ケース…3個
(7)スイッチ…1個

となっています。
用意しておくと便利なもの(あったほうが断然良い)は、おなじみ「マスキングテープ」と★「ピンセット」です。オカポン的必需品。
というか、ピンセット無いとチップ部品を持ちながらハンダ付けなんて出来ませんからね…。
あと、ハンダゴテのコテ先は細いものの方がハンダ付けしやすいです。
先が太いと隣に当たって、せっかくハンダした部品が取れたりしますから。

ではチップ部品のハンダ付け方法を解説しましょう。
以前のブログ記事★「電工女子★チップ部品使用 音感知LED10点タワーを作ります!★」でもやりましたが、まずは片方のパターンにハンダを盛ります。(予備ハンダ)
CAI-183-5

で、チップ部品を盛ったハンダの上に乗せて、コテでハンダを溶かします。
CAI-183-6

最後に、反対側をハンダ付けすれば、チップ部品のハンダ付けは完成です!
CAI-183-7

このハンダ付け時、基板をマスキングテープで固定してあげると作業がしやすいですよ。
CAI-183-8
この作業をチップLEDとチップ抵抗合せて22個分(計44箇所)ハンダ付するんですけど、意外とリズミカルにできてそれほど苦では有りませんでした。
チップLEDの極性さえ間違わなければ、ね。


ICにも取り付け方向があるんでしたね。
CAI-183-9
基板に印字されている切り欠きの向きと、部品についている丸い凹みのある向きをあわせてくださいね。
これも、ハンダ付けはチップLEDと同じやり方です。
片側にハンダを盛ってIC載せて盛ったハンダ溶かしてIC固定して、最後に反対側ハンダ付けして完成。
ICもピンセットで支えながらハンダ付けすれば作業がしやすいです。


表面のチップ部品のハンダ付けが終われば、裏面にうつります。
スイッチ、電池ケースをハンダ付けします。
CAI-183-10CAI-183-11
電池ケースには向きがあります。向きを間違えると、電池が入れれなくなるので要注意です。
電池ケースだけは穴に端子を通してハンダ付けします。
ハンダのパターンは小さいですけど、この安心感w


全てのハンダ付けを終えたら、電池を入れてスイッチを押します。LEDが全部光るかどうか確認してみましょう。
CAI-183-12
うふふふふ。
光りましたね!やったね!!成功です!
もし光らないLEDがある場合、原因の殆どはハンダ不良です。
ピンセットで押さえながらもう一度ハンダゴテを当てて、しっかりと基板に付けましょう。
LEDが余っているなら一度取り外して、新しいLEDを付け直すのもアリです。

ハンダ付けは終了しましたが、これで完成では無いのです。
ケースに組み込まなければいけません。
ケースの組み立て方も説明書にかかれているのですが、ケースにも表裏とかがあってややこしいので注意しましょうね。
ケースにスイッチを押すための切込みがある方が基板の裏側に対応します。
この切り欠きとスイッチが重なるようにセットしてくださいね。

では組立てていきましょう。
まずはケースにベアリングを入れて…
CAI-183-13

基板を入れて…
CAI-183-14

ケースを閉じて…
CAI-183-15

ドライバーでネジを締めて…
CAI-183-16

ベアリングに持ち手を付けたら完成です!!
スイッチを押して、真ん中を持って回しましょう!
CAI-183-17CAI-183-18CAI-183-19
LEDの点灯パターンは自動で変化するので、回していると光のパターンがどんどん変わっていってとってもキレイです!

自分で作ったハンドスピナーなので、感動もひとしお。
いつまでもクルクルクルクル回したくなります。
というか、このハンドスピナー結構長い時間回ります。
たーのしー!!


皆さんもぜひ使ってみてくださいね♪

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月22日です!)

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]


今週は、エレショップを見ていた時にナニコレ素敵!!!!と思った★「6管蛍光表示管キット / LD8035-BOARD KIT」を作りたいと思います。
ld8035

ちなみに、このキットは「デジットキット」と言うシリーズで、もうすぐ閉店・移転するデジットが製作している電子工作キットのシリーズです。
真空管みたいな筒の中に、7セグが見えますね!
これで時間表示とか出来たら、すごく滾ります!私が!!
・・・まぁ、作った後にこの記事書いているのでぶっちゃけますが、そんな簡単な話じゃ無かったんですけどね・・・フフフフ…(遠い目)
目標までの道のりは険しくて遠い!\(^o^)/


それはそれとして。
まずは恒例のパッケージチェック!
パッケージはこんな感じ。
LD8035-B-1-2LD8035-B-1-1
なんというか、無骨な感じがとてもデジットぽいですね。
外側から見てもどういうキットなのか、何ができるのかパッとわかりません。
ワンダーキットと違って初心者向けではなくて、ある程度慣れた人向けなんだろうなぁって思いました。

中身はこんな感じ。
LD8035-B-1-3
とってもシンプル。
部品点数は少ない感じ。

基板はこんな感じ。
LD8035-B-1-4LD8035-B-1-5
部品点数の割に思ったよりもハンダ付け箇所が多いですね。

説明書もとってもシンプル。
LD8035-B-1-6
部品リストに書いている部材を、基板の各シルク印刷されている場所に組み込んでいきます。
説明書の裏面に組立方のTips的なことは書いてありますが、基本的にはキット作りにも慣れた人向けといった印象です。

では実際に組立てていきましょう。
組立手順は、背の低い部品からハンダ付けしていくんでしたね。
ということで、まずは抵抗から。
LD8035-B-1-7LD8035-B-1-8
いつもキットで組み込んでいる抵抗よりも大きいですね!
今回使用している抵抗は酸化金属皮膜抵抗と呼ばれるもので、今まで使ってきたカーボン抵抗とは抵抗体の材質が違うんだそうです。
カーボン抵抗よりも大きいワット数(1~5W)で使われていることが多いんだそうです。

次はICソケットとヘッダーピン。
LD8035-B-1-10LD8035-B-1-11
ICソケットは取り付け方向があります。
部品の切り欠きと、基板の印刷部分の切り欠きが重なるようにしてください。
ヘッダーピンはもう慣れたもの。パパっと取付けちゃいましょう!

LD8035-B-1-9
ICソケットを取付けた段階でICをICソケットにはめ込んでも良かったんですが、この後取付けが難しそうな蛍光表示管があるので、IC最後にはめ込むことにします。
ただ、これが正しかったのかはよく分かりません…。
一つ言えるのは、蛍光表示管が邪魔で、ICをICソケットにはめ込むのに、結構手間取ったことはお伝えしておこうと思います。

さて、では本日のメイン、蛍光表示管です!!
LD8035-B-1-12LD8035-B-1-13


説明書の裏面にある「組み立て手順」には
3.蛍光表示管は、赤いチューブの付いたヒータ(H)線を目印に、ピンセットで差し込んでいき、ハンダ付けします。(赤いチューブは予め長さを調整してから取り付けます)
と書かれています。

どういうことかというと、現状の赤いチューブって結構長い(1cm以上ある)んです。
長さもバラバラだし。
LD8035-B-1-14LD8035-B-1-15
ということで、このチューブの長さのまま設置すると、蛍光表示管が上の方で設置される&高さがガタガタになるんですよね。なので、あらかじめ長さをそろえる(チューブを切る)のが良いそうです!

オカポン大好き★工作マットには、簡易スケールがついているので、ここで長さを測って、マーカーで印をつけます。今回は5mmのところに印をつけました。
LD8035-B-1-16LD8035-B-1-17

で、カットします。
LD8035-B-1-19LD8035-B-1-20LD8035-B-1-21
が!ここで要注意!
赤いチューブが付いている足がヒータ線で、この足を基準に他の足を取付けていきます。
なので赤いチューブが無くなるとどれがヒータ線か分からなくなり、基準が分からなくなるので、赤いチューブを外してしまわないようにカットしてください。
また、この赤いチューブの中にはヒーター用の足(導線)が通っています。
赤いチューブと一緒にこの足までカットしてしまうと取付けがとても大変になるのでここも要注意です。
ちなみにこの赤いチューブは足にピッタリくっついている訳じゃなく、ホントに足に通っているだけなので、うっかりするとポロリと落ちてしまう可能性もあります。
この赤いチューブのカットは色々と気をつけながら作業してくださいね!


で、ここからは蛍光表示管を1~2個取り付けてみて、オカポン的やりやすかった手順を紹介します。
これが正しいやり方なのかは分からないので、もっとこうしたらやりやすいよ!こういう方法があるんだよ!っていうのがあれば、教えて欲しいです。

まずは、ピンセットで蛍光表示管の根本を広げます。
LD8035-B-1-22LD8035-B-1-23
※力任せに引っ張らない事!

ヒータ線とその隣の線を基板に挿し込みます。
LD8035-B-1-24
※少し長めに挿し込んだ方がいいです。じゃないと、ふとした瞬間に抜けます。
 持ち方は↑の写真がベスト。
 これも、押さえつけたりしない。表示管が抜けないように、そっと支える程度で。

ピンセットを使って、1本1本順番に穴に入れていきます。
LD8035-B-1-25LD8035-B-1-26
※この時点で基板上の線がぐにゃんぐにゃんになってるけど、気にしない!

とりあえずすべての足を入れ終わったらこんな感じ。
LD8035-B-1-27


まだ蛍光表示管の位置が高いので、基板下の足をピンセットで引っ張ります。
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順番に少しずつ引っ張ります。ヒーター線から右回りに少しずつ引っ張って、2~3周します。

で、なんとなく高さが揃いました!
LD8035-B-1-30


あとは裏面をハンダ付けしていきます。
LD8035-B-1-31LD8035-B-1-32LD8035-B-1-33
円の形で足が出ているので、ハンダ付けしにくいんですが、足の間にコテを挿し込むと作業しやすいです。
あと、蛍光表示管に高さがあるので基板がグラグラします。基板を回さず、同じ方向でハンダ付けした方が良いかも。
基板保持具(★「マルチクランプ」とか★「てだすけ君」)があればもっと楽だったかも。

そんなこんなで合計6本取付けします。

最後にICをICソケットに乗せます。
LD8035-B-1-34LD8035-B-1-35
向きがあるので気を付けてください!ICソケットの切り欠きと、ICの切り欠きを合わせてくださいね。
まぁ蛍光表示管があるのでIC乗せにくかったんですけどね…。
★「ピンそろった」とか★「ワイヤーストリッピングケージ」でICの足を揃えてから差し込むことをオススメします。

ということで全部品取り付け完了!完成です!!
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蛍光表示管の組み込みが大変とは聞いていましたが、やり方さえ自分の中で確立してしまえば、時間はかかりましたが楽しかったです。
蛍光表示管がずらっと並んでるのも可愛い。むふふ。
ちなみに、キット完成までは、約2時間でした!



・・・・さーて。これどうやって光らせるのかな?
なんか電源入れるだけじゃぁ光らないって言われて戦々恐々としてますが・・・・
果たして無事蛍光表示管時計は作れるのでしょうか。
続きは来週以降。乞うご期待!

ぜひ、参考にして作ってみてくださいね!

(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月15日です!) 

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