エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

記事担当:共立プロダクツ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]


レコード(アナログレコード、アナログディスク)が若い人にも人気があるとのこと。
新曲をCDや配信だけでなく、レコードも同時発売する・・・というアーティストが増えている
そうです。

で、そんな最新のレコードや、過去に収集したレコードを久しぶりに聴いてみよう・・・と思っている人がおられるかも知れません。

レコード全盛時代にはレコードプレーヤを接続できる「PHONO(フォノ)」入力端子を装備したアンプが一般的でしたが、昨今はCDプレーヤやUSB-DACなどに対応した「LINE(ライン)」入力端子しか持たないアンプがほとんどです。

で、LINE入力端子しか持たないアンプにレコードプレーヤを接続するには「フォノイコライザ」という機器が必要になってきます。

レコードプレーヤとフォノイコライザとアンプの関係はこんなカンジです。

WP-EQAMP-1



そもそもフォノイコライザとは次の二つの働きをします。

(1)カートリッジの出力電圧をラインレベルまで増幅します。
レコードプレーヤに装着されているカートリッジ(レコードに刻まれた音溝をダイヤモンドの針でなぞって、電気信号に変換するパーツ)の出力電圧は約5mV程度です。
それを200mV程度のラインレベルの電圧まで増幅します。

(2)RIAA補正をします。
レコード盤はノイズを減少させるための工夫として「低音を下げて」「高音を上げて」録音されています。
(カートリッジの出力信号をそのまま増幅すると、高音が強調されたシャリシャリした音になります)
周波数ごとの上げ下げの量はRIAA(米国レコード工業会)で規定されています。
これをRIAAカーブと呼んでいます。
再生時にはその逆の補正(イコライズ)をして周波数がフラットになるようにします。
これをRIAA補正と呼んでいます。

昔々、レコードのことをフォノグラフ(Phonograph)と呼んでいましたので「フォノ」と「イコライズ」を合わせて「フォノイコライザ」と言うわけです。

タイミング良く、共立エレショップからフォノイコライザの基板完成品が新発売されました。
それを使って本格的なフォノイコライザを製作してみましたのでご紹介させていただきます。

まずは主役である「フォノイコライザ基板完成品」はこんなカンジです。
WP-EQAMP-2
品名  フォノイコライザ基板完成品
品番  WP-EQAMP
価格  ¥4,950-
https://eleshop.jp/shop/g/g402807/


この一枚の基板の中に「R」「L」 2チャンネル分の回路が組み込まれています。
心臓部のオペアンプには音質に定評のある日清紡マイクロデバイス社の「MUSES8920AE」が標準装備されています。
オペアンプは8ピンのソケットを介して取り付けられていますので、お気に入りのオペアンプと差し換えて音の違いを楽しむことも可能です。
コンデンサも音質最優先でドイツ「WIMA」社のフィルムコンデンサがチョイスされています。


次に、フォノイコライザ基板にDC±12Vを供給する電源基板はこんなカンジです。
wppden12vwa
・品名  プリアンプ用±電源基板完成品
・品番  WP-PDEN12VW
・価格  ¥4,400-

整流ノイズが少ない「ショットキーバリアダイオード」でブリッジ整流した後、ニチコン社のオーディオ用電解コンデンサで平滑し、3端子レギュレータで定電圧化しています。


電源ON-OFF時の不快なポップノイズを回避するためにミューティング基板を採用しました。
こんなカンジです。
wppprt24va
・品名  プリアンプ用ミューティング基板完成品
・品番  WP-PPRT24V
・価格  ¥3,300-

リレーでフォノイコライザの出力回路を常時短絡状態にしておき、電源ON後約3秒で解除されるしくみになっています。
この基板を採用すればポップノイズのない「上品な」機器に仕上げることができますし、ホーンツィータなどにダメージを与える心配がなくなります。


フォノイコライザに最適な電源トランスも販売されています。
こんなカンジです。
wptt1704a
・品名  プリアンプ用トロイダルコア・トランス
・品番  WP-TT1704
・価格  ¥3,080-

リーケージフラックス(漏れ磁束)やノイズを最少に抑えた高品質なトランスで、おまけにコスパも最強ではないかと思います。


これらを組み込むケースにはタカチ電機の汎用品から選びました。
こんなカンジです。
WP-EQAMP-3
・品名  HIT型自然空冷小型アルミケース
・品番  HIT23-5-18SS
・価格  ¥7,832-

前回ご紹介した「プリアンプ」と同じものです。
2台並べて使用することを考慮してデザインを合わせてみました。


RCAジャックや電源スイッチなどの周辺パーツは共立エレショップ扱いの中からオーディオ機器にふさわしいと思われるものを選びました。

アンプつくりでいちばん大変な?? 楽しい??ケースの加工から始めます。
フロントパネルの穴あけ加工をして、レタリングシートで文字入れしたらこんなカンジです。
WP-EQAMP-4


電源スイッチを取り付けたらこんなカンジです。
WP-EQAMP-5


リアパネルの穴あけ加工をして、レタリングシートで文字入れしたらこんなカンジです。
WP-EQAMP-6


リアパネルにパーツを取り付けたらこんなカンジです。
WP-EQAMP-7


アンダーパネルにトランス取付穴の加工をしたらこんなカンジです。
WP-EQAMP-8


アンダーパネルにトランスをネジ止めして、フロントパネルとリアパネルを取り付けたらこんなカンジです。
WP-EQAMP-9


基板3枚は「ペテット」を使ってアンダーパネルに貼り付けます。
ペテットの取り付けはこんなカンジです。
WP-EQAMP-10

基板3枚を取り付けて、配線が終わったらこんなカンジです。
WP-EQAMP-11


AC100VまわりはAWG18、その他はAWG22のビニル被覆電線を使用しました。
入力端子とフォノイコライザ基板間の距離を最短にしたので、シールド線は使用しておりません。
全体の配線図はこんなカンジです。
WP-EQAMP-12


トップパネルをネジ止めしたら完成です。
こんなカンジです。
WP-EQAMP-13

フォノイコライザ基板完成品に付属している説明書から周波数特性グラフを転載します。
こんなカンジです。
WP-EQAMP-14

青色がRIAAカーブでピンク色が本機です。
全帯域において偏差は±1dB以内に収まっていますので、一般家庭における音楽鑑賞用としてはまったく問題ないと思います。

自宅のAVシステムにセッティングしてみました。
こんなカンジです。
WP-EQAMP-15
レコードプレーヤはDDプレーヤの定番とも言えるThechnicsの「SL1200MK3」。
カートリッジは同じくTechnicsの「205CMK4」。
MM型ですが、ボロンカンチレバーやサマリウムコバルトマグネットの採用でMC型よりも振動系実効質量が小さいのが特長で、20Hzから40kHzまでフラットな周波数特性を誇ります。
パワーアンプは大型真空管「845」を採用した自作のシングル無帰還モノフォニックが2台。
スピーカーは米国「THIEL」社の16cm2WAYトールボーイ。
現代スピーカーらしく周波数特性と合わせて位相特性もフラットで、音像定位と空間表現にすぐれています。

このシステムで1960年から1980年代に収集したLPレコードを中心に、クラシックからロック、ポップスまで幅広く聴いてみました。
一聴しただけで、CDよりもソフトで自然な音に驚かされます。

写真に写っているレコードジャケットはジャズファンにはおなじみ「MILES DAVIS」の「Kind of  Blue」です。
1959年に録音されたものですが、これは2016年にプレスされた現代盤です。
レコード盤の材質は当時よりも改良されており、スクラッチノイズはまったく気にならず、「昨日の録音です」と言われても信じてしまいそうです。

人間の性能をはるかに超えたデジタルフォーマットが現れていますが、技術の進歩と音楽の感動はリンクしているのか??と考えさせられてしまいました。


皆様も手づくりのフォノイコライザでアナログディスクの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。


(記事:OGU)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月25日です!) 


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シリコンハウス2階で見つけた1枚の『電子工作のススメ』的なチラシ。
ElectricMusicBox-1

これをブレッドボードで組み立て、スイッチで複数のメロディICを鳴らせるようにしたオカポン。
ElectricMusicBox2-18

次のステップとしてスイッチを押すとLEDが光るように改造。
無事LEDが光るようになったと思いきや、なぜか無関係な隣のLEDも光るのであった・・・
ElectricMusicBox3-17


★前回の記事はこちら
電工女子★電子オルゴールを作ります!★2


と言う訳で、今回は夏でもないのに怪奇現象の解明編ですよ。
皆さんは原因、想像がつきましたか?
オカポンは全くわからなかったので、怪奇現象がおきたブレッドボードを開発部門の担当者さんに持っていって原因究明を丸投げしてきました!(ヘヘヘ...)

なので今日の記事のほとんどは、その担当社者さんの解説です。
なのでオカポンの言葉での解説ができないところもあるのでご容赦ください。

ではでは、春先のミステリー、解説でございます。


まずはこちら。
電子オルゴール回路図
前回作ったLEDが光る電子オルゴールの回路図です。

この回路図、上のスイッチを押すと、↓の様に電気が流れると思ってました。
電気の流れ_予想
赤い線が電気の流れのイメージです。

ところが、色々調べてみると、予想もしないところにも電気が流れていたのです。
それが↓
電気の流れ_実際
なんとメロディICの出力端子を通ってLEDに電気が流れていたのです!
 な、なんだってー!!!>ΩΩΩ

実際に電圧を測ってみると・・・
ElectricMusicBox4-01

ElectricMusicBox4-02
メロディICの内部抵抗なのかLEDにかかっている電圧が異なりますが、どちらも1V以上電圧がかかっていました。
赤色のLEDが光らなかったのは、1Vでは電圧が足りなかっただけで、緑色のLEDは1.2Vでぼんやり光ってた訳です。
これ、赤のLEDも別のLEDに変えたら光るのかもしれません。

と言う訳で、怪奇現象の原因はメロディICでした。
 燐光の 原因見たり 音IC
なんちゃって。

と言う訳で、原因は特定できたのですがメロディICを変更することはできないので、メロディICに電気が流れないようにしようと思います。
で、取った対策が↓
抵抗追加
メロディICの出力端子に抵抗を入れました。
ここに抵抗をいれるとブザーに流れる電圧が下がるので、音が小さくなってしまうのですが、まぁ多少は仕方ないか、と。

これで電気の流れは↓の様になります。
抵抗追加後の電気の流れ
多分電気が遮断されるわけではないんでしょうけど、LEDを光らせるほどは流れなくなったのではないかと。

コレを実際にブレッドボードに当てはめてみると。
ElectricMusicBox4-03
こうなりました。
案外シンプルな答えでしたね。

では注目の。
スイッチを入れてみます!
ElectricMusicBox4-04

ElectricMusicBox4-05
やりました!
LEDはスイッチを入れたところしか光りませんでした!
メロディも少し小さくなった気はしますが、まぁ問題ないでしょう!もともと小さいし!

と言う訳で、無事LEDが共鳴する現象も解決したので、他のメロディICにもLEDをつけていきます!
ちなみに上の写真でもわかりますが、ブレッドボードの電源ラインと部品ラインの間に隙間があって、タクトスイッチが上手くささらないので部品の配置を上下(?)入れ替えて再配置しました。
ElectricMusicBox4-06
鏡状に反対にしたので電源ラインはプラスとマイナスが逆になってますけど気にしない方向で。

と言う訳ですべてのメロディICにLEDが付いたので、早速遊んでみますよ!
ElectricMusicBox4-07
光るぅ!鳴るぅぅ!!
ElectricMusicBox4-08
こっちも光るぅ!鳴るぅぅ!!

バッチリ大成功です!
ElectricMusicBox4-09

いかがでしたか?
なかなかキレイにできたと自己満足。ムフウ

さて、次はどう改造しようかな?

みなさんも是非、作ってみてくださいね!!


(記事:オカポン)
更新予定:毎週木曜日(次回は4月18日です!) 

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こんにちは!!

そろそろやっと暖かくなってきました。
外出する機会も増えてくる季節になると
唯一無二の自分なりのアクセサリーを身に着けたい!
と無性に何かしたくなります。

そこで気になったのがこちらの商品
スクリーンショット 2024-04-02 101012
こちらの商品は青のほかに黄、赤、緑があります。
エレショップ内の
の場所にて絶賛発売中です♪


今回はこの商品をデコってみようと思います。
今回使用したのは
やっぱり100均♪
ネイル用パーツ
KP-HOTARU-Pxx-1
これを基板の回路図の適当な位置(適当でごめんなさい)
に配置して念のためレジンでコーティングしてみました!

KP-HOTARU-Pxx-2

浴衣着た時でもいいなーって
テンションあがりました♪

黄色の方はラインストーンを
配置してみました。

KP-HOTARU-Pxx-3

これまた ゴージャスで個性的な雰囲気になって大満足!


もうひとつシリコン店舗にあるガチャガチャにて購入できる
猫さん基板キーホルダー
KP-HOTARU-Pxx-4

後ろにプラバンを切って貼り付けてから

これです!ラインストーン!!
ちまちま貼り付けていくこと数10分・・・
KP-HOTARU-Pxx-5

キーホルダーつけてバッグチャームとして
使おう♪
KP-HOTARU-Pxx-6

KP-HOTARU-Pxx-7



電工女子として組み立てや製品の使い方をすべきですが
今回は理性のきかない自分の
可愛く使いたい!!
という内容になってしまいました・・・

商品の応用です!応用!
こうして使うことも可愛いんだ!
という応用♪

ということで自分の好みに仕上げたアクセサリーです!

以上光物大好き まつりんでした!


皆様 ご拝読ありがとうございました!

(記事:まつりん)

更新予定:毎週木曜日(次回は4月11日です!)


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