エレショップblog

半導体・センサー・マイコン・電子工作キットほか、各種電子部品の専門店「共立エレショップ」から主に電子工作の関連情報をお届けします。 http://eleshop.jp/

カテゴリ: ハンダ付け必須/非マイコン系

記事担当:共立プロダクツ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]


先月は「10cmユニット」を使った比較的「大型」のスピーカーシステムつくりを紹介させていただきましたが、今回は「6cmユニット」を使って「小型・高音質」なスピーカーをつくりました。
手ごろなサイズなので、塗装をして、リメイクシートを貼って市販品に負けない??外観に仕上げてみました。

ひとつのユニットで低音から高音まで全音域を受け持たせるものを「フルレンジユニット」と呼んでいますが、昨今は口径8cm~10cmが主流になっています。
ところが直近では口径6cmというユニットが出現して手づくりオーディオの世界を騒がせています。

ひと昔前なら「ツィータ(高音専用ユニット)じゃないの??」と思われてしまいそうです。
その「台風の目」となるのが、香港に本社を置く「マークオーディオ」社のユニットです。
外観はこんなカンジです。
WP-EN06B-1

写真「左」は「CHN40」でメタルコーンが採用されています。
「ONTOMO MOOK」の付録になったものが原型ですがスペックは同じです。

写真「右」は「CHN40Pmica」でマイカ(雲母)を混沙したペーパーコーンが採用されています。
これも「ONTOMO MOOK」の付録ユニットが原型で同じスペックです。

メタルコーンは精緻でクリアな音が特長でハイエンドスピーカーを聴きなれた方にも違和感がない音質だと思います。
一方のペーパーコーンは明るく華やかな音が特長です。

ユニット取付穴径や取付ネジの位置は同じですので、好みの楽曲に合わせてチョイスできるのが嬉しいところ。


これらのユニットに対応するエンクロージャー組立キットが共立電子から新発売されました。
こんなカンジです。
WP-EN06B-2
■品名:マークオーディオ6cmユニット対応
   バスレフエンクロージャー組立キット

幅110mm  高さ180mm  奥行き195mm  内容積は約2ℓと手ごろなサイズです。
CHN40は口径6cmながらFs(最低共振周波数)=97.5Hzと10cmユニットなみの低域再生能力を誇りますので厚さ15mmのMDF材を採用して充分な強度を確保しています。

バスレフダクトを後面に配した「リア・スリットバスレフ」方式を採用し、ダクトの共振周波数は約75Hzになるよう設計されています。
この周波数から低域がなだらかに減衰してゆきますので40Hz~50Hzまでは実用になるのではないか・・・と思います。

エンクロージャーの内部構造はこんなカンジです。
WP-EN06B-3
このエンクロージャー組立キットとマークオーディオ「CHN40」を使って小型・高音質のスピーカーシステムをつくってみました。

エンクロージャー組立キットの梱包を開けたらこんなカンジです。
WP-EN06B-4


組立キットに含まれないものは自分で用意する必要があります。
スピーカーガード以外のものを近所の100円ショップ「ダイソー」で買ってきました。
「スピーカーガード」は本キットのオプションパーツですので「共立エレショップ」(★8cmユニット用 スピーカーガード(2台1組) / WP-SG08)で購入できます。
WP-EN06B-5
「手芸わた」は「吸音材」として使用します。
「リメイクシート」は「壁紙」の小サイズバージョンで「花柄」や「レンガ柄」「木目柄」などいろんなものが揃っていますので、自分の好みに合わせて、インテリアに合わせて選ぶことができます。
まさしく「世界にひとつ」のスピーカーをつくるための強い味方です。

私は、自宅マンションの内装が「白色」ですのでモノトーンにしたくて、「黒色の木目模様」のものを選びました。
ペイントも「黒色」にしました。


このキットには、すべての組立工程をカラー写真で解説したわかりやすい「組立説明書」がついています。
こんなカンジです。
WP-EN06B-6

この説明書を見ながら1台あたり「7枚」の板材を接着して組み立ててゆきます。
組み立てが終わったらこんなカンジです。
WP-EN06B-7

ボンドが固まるのを待って次の作業にすすむのですが、2台同時に組み立てて約2時間くらいかかりました。

組立説明書では、この次に「ターミナル」と「スピーカーユニット」を取り付けて完成する・・・というストーリーなのですが、今回は「塗装」して「リメイクシート」を貼って仕上げることにします。

まず、「サンドペーパー」ですべての「角(カド)」に「丸み」をつけます。
こんなカンジです。
WP-EN06B-8

サンドペーパーを適当な大きさの「木片」に巻きつけると作業がラクになります。
サンドペーパーには「目の粗さ」が数字で表示されています。
60番⇒100番⇒240番⇒400番の順で磨いてゆきます。
板材の切断面も100番⇒240番⇒400番の順で磨きます。


次に「水性ペイント」で塗装します。
全面に塗装してもよいのですが、私は手抜きして、リメイクシートを貼るところは省略しました。
塗装が終わったらこんなカンジです。
WP-EN06B-9

次に「リメイクシート」を貼ります。
まず「リメイクシート」を幅185mmにカットします。(エンクロージャーの奥行きマイナス10mm)

「継ぎ目」が見えないように「底板」の中央付近から貼り始めます。
「側板」⇒「天板」と貼りすすめてゆきます。
こんなカンジです。
WP-EN06B-10
気泡が残らないよう「タオル」などで空気を押し出しながら貼ってゆきます。

「リメイクシート」を貼り終わったらこんなカンジです。
WP-EN06B-11


次に、「底板」に「床キズ防止フェルト」を貼ります。
こんなカンジです。
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次は「裏板」に「ターミナル」をネジ止めします。
こんなカンジです。
WP-EN06B-13


次に、スピーカーユニット取付穴から「吸音材」を入れます。
こんなカンジです。
WP-EN06B-14


詰め込みすぎると容積が少なくなって低音が出なくなるので「ふんわりと浮いた状態」にするのがコツです。

次は、いよいよスピーカーユニットを取り付けるのですが、まずスピーカーユニットに付属している「パッキン」を貼り付けます。
こんなカンジです。
WP-EN06B-15


次に、「スピーカーケーブル」を配線します。
こんなカンジです。
WP-EN06B-16
スピーカーユニットの端子の「極性」に注意しながらファストン端子を差し込みます。

最後に、スピーカーユニットをネジ止めします。
こんなカンジです。
WP-EN06B-17

1本のネジを一度に締め付けず、「対角線」の順に少しづつ締め込んでゆきます。


スピーカーユニットを取り付けたらこんなカンジです。
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この状態でも良いのですが、メタルコーンはキズが付いたり凹んだりすると修復ができないので「スピーカーガード」を取り付けて外部の衝撃からユニットを守れるようにしました。
こんなカンジです。
WP-EN06B-19


バスレフダクトが正しく動作しているのか確認するために「インピーダンス」を計測してみました。
こんなカンジです。
WP-EN06B-20
このグラフからバスレフダクトの共振周波数は約75Hzであることが確認できました。
ここから低域に向かってなだらかに減衰してゆきますので、40~50Hzくらいまでは実用になりそうです。

自宅システムの仲間に入れて試聴してみました。
こんなカンジです。
WP-EN06B-21



音源機器はいちばん左に映っているオーディオ専用パソコン組立キット「WP-APC3」です。
シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」に「タッチパネルディスプレイ」と「DAコンバータ」を組み込んだもので、USBメモリに取り込んだ楽曲データをアナログ信号に変換して出力します。
数100曲の中から聴きたい曲をタッチパネルで瞬時に選曲できるのが便利です。

アンプは小型送信管「801A」をつかった自作の無帰還シングルアンプ。
このスピーカーユニットの設計者でもあるマークオーディオの創業者「マーク・フェンロン」氏はこのユニットを愛用されていて、小出力の真空管アンプでドライブされている・・・という話を聞いたことがありますのでマネをしてみました。

本機の下にあるのが米国「Klipsch」社製の14cm 2WAYブックシェルフ。
右端にあるのが米国「THIEL」社製の16cm2WAYトールボーイ。
これらの新世代スピーカーと比較試聴して本機の実力を探ります。

無理を承知でパイプオルガンを再生してみました。
「トッカータとフーガ ニ短調」の冒頭部分の超低域を信じられない迫力で再現します。
カラダ全体に感じる「風圧」さえ望まなければ充分使いものになると感じました。
(もっとも、マンションの一室では許される音量に限りがありますので風圧を感じるのは所詮ムリなハナシです・・・)

ジャズからポップスまで幅広く試聴してみましたが、フルレンジの弱点といわれる解像度も2WAY機にまったく引けを取りません。
6cmという小口径がなせる技なのでしょう。

当初はそのサイズからサブシステム用としてベッドルームなどに最適かも・・・と思っていたのですが、メインシステムとしても充分実用になる・・・と感じました。
6cmユニット恐るべし!!


このブログをキッカケに、小型・高音質スピーカーの魔力にハマッていただくことができましたら幸いです。


(記事:OGU)
更新予定:毎週木曜日(次回は8月22日です!) 

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]


DIY初心者の奴手猛汰と申します。
えっ?何て読むって?
それは、この記事を最後まで読み進めていただければわかります。
待ちに待った夏の到来。
私は夏をこよなく愛する男。
とはいえ、時には涼しい所で風を感じたい。
そういえば、半年程前に作ってプロペラを回して風を感じただけにとどまった「無用の長物 ※1」を思い出した。
久々に、そいつと戯れてみようではないか。
※1の詳細は過去の記事をご覧ください。

※前回の記事で一部内容に誤りがありましたので、以下の通り訂正してお詫びいたします。
「端子付きモーター」の制作に関する記事

【誤】この接続により、モーターに電圧を印加すると軸が時計(右)回りに回転します。
【正】この接続により、モーターに電圧を印加すると軸が反時計(左)回りに回転します。


今回はモーターの「回転運動」にフォーカスして戯れてみようと思います。
夏休み工作のヒントになれば幸いです。
モーターはモーター端子に電圧を印加するだけで回りますが、そのままでは回転が速すぎて使い勝手が悪いよネ。
そこで、以下の方法で回転数を変えてやります。


◆◆プーリーとベルトを用いた減速◆◆

使用する部材は下記の通り。

10706a

11000a

20704a

sp908s213sua

br908m2r013sua


モーターの回転軸にピニオンプーリー(S)を取り付けます。
photo_01

台座に軸受けL字金具を固定します。
※今回は簡易的に、台座にダンボールを、軸受けL字金具の固定には両面テープを使用しました。
※安定性や堅牢性を求めるなら、台座には木板、プラスチック板、アクリル板等を、軸受けL字金具の固定には金属ビスや強力接着剤等の使用をお奨めします。

プラプーリー(大)にシャフトを付け、それを固定した軸受けL字金具に通した後に抜け落ち防止用のシャフトストッパーを付けます。
※シャフトは、事項で紹介する「ウォームギヤセット / 91603」に付属されているもの(太さφ2mm、長さ25mm)を使用。
photo_02

ピニオンプーリー(S)と横並びにプラプーリー(大)を設置して、ピニオンプーリー(S)とプラプーリー(大)間にゴムプーリーベルトをかけてやります。
※台座が軟弱でかつ軸受けL字金具の固定強度が弱いため、ゴムプーリーベルトをしっかりと張れませんでした。
滑りが生じやすくなるので、ベルトはしっかりと張ってやることが大事。
photo_03

これで準備完了。

モーターを回転させます。
※モーターの駆動電圧はDC1.5Vに設定。
※モーターの回転軸の回転方向は反時計(左)回り。


理論上はプーリーの直径が2倍になると、回転数は2分の1になり、トルク(回転力)は2倍になります。
2つのプーリーの回転方向は同じですが、ベルトをクロスにかければ、2つのプーリーは逆回転になります。
ベルトを長くすれば、モーターを遠くに設置することもできます。


◆◆ギヤ(歯車)を用いた減速◆◆

使用する部材は下記の通り。

91603a


モーターの回転軸にウォームギヤ(ネジ歯車)を取り付けます。
photo_04

平ギヤ(ダブルギヤ)24歯にシャフトを付け、それを固定した軸受けL字金具に通した後に抜け落ち防止用のシャフトストッパーを付けます。
photo_05

平ギヤ(ダブルギヤ)24歯をウォームギヤの上に載せ双方のギヤを噛み合わせます。
photo_06

これで準備完了。

モーターを回転させます。

理論上はギヤの歯数が2倍になると、回転数は2分の1になり、トルク(回転力)は2倍になります。
ギヤ(歯車)は、滑りが生じるプーリーより正確に回転数やトルク(回転力)を伝達できます。
シャフトを長くすれば、モーターを遠くに設置することもできます。
ギヤ(歯車)は、数が1枚増える毎に回転方向が変わります。
ウォームギヤ(ネジ歯車)の特徴は減速比が大きいことです。


回転軸は一方向だけでなく、色々な方向に向けたいよネ。
そこで、以下の方法で回転軸の方向を変えてやります。

◆◆クラウンギヤを用いた回転軸の方向変更◆◆

使用する部材は下記の通り。

91602a


クラウンギヤ36歯にシャフトを付け、それを固定した軸受けL字金具に通した後に抜け落ち防止用のシャフトストッパーを付けます。
-photo_07

クラウンギヤ36歯を平ギヤ(ダブルギヤ)24歯の上に載せ双方のギヤを噛み合わせます。
photo_08

これで準備完了。

モーターを回転させます。

回転の様子と回転数が判りづらいので、プロペラを付けちゃいました。

ここで、はたと気づく。
「なんということでしょう。またもやプロペラを回してるではありませんか!」
「やってモーター(奴手猛汰)!!」

これって、デジャヴ?
私は、「無限プロペラ地獄」に落ちてしまったのでしょうか。
プロペラの動きをよーく見ると回転数は劇的に落ちてるヨ。

ちなみに、ギヤ(歯車)を付ける前のプロペラの回転する様子はコチラ。


さて、次回はどんなへまをやらかすやら。


(記事:奴手猛汰)
更新予定:毎週木曜日(次回は8月1日です!) 

記事担当:共立プロダクツ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]


電子工作といってもいろんなジャンルがあるのですが、「音もの」の中では「手づくりスピーカー」が根強い人気です。
適当な箱にスピーカーユニットを取り付ければ「とりあえずは音が出る・・・」ということで、失敗がないのも魅力のひとつのようです。

低音から高音までの全帯域を1個のスピーカーに受け持たせるものを「フルレンジユニット」と呼んでいますが、ひと昔前は16cm~20cm口径のものが一般的でした。
昨今は、素材や技術全般の進歩により小口径でもちゃんとした低音を出せるようになりましたので、8cm~10cm口径のものが主流になっています。
そのため、箱(エンクロージャー)が小型化できて、いっそう取り組みやすくなった・・・と言うわけです。

これらのユニットは国内、海外のメーカーから多数販売されていますが、共立電子でも少数ではありますがコスパを重視したモデルをラインナップさせていただいております。

その中で、おすすめの10cmユニットをつかってスピーカーシステムを作りましたのでご紹介させていただきます。

使用した10cmユニットはこんなカンジです。
WP-FL10-1
品名  10cmフルレンジスピーカーユニット
品番  WP-FL10


中~低域を担当するコーン(振動板)に加えて、高域を担当するサブコーンを組み合わせた「ダブルコーン」構造になっています。
この姿を見て、ベテランマニアの方はきっとこう思われるでしょう。
英国はローサー(ラウザー)社の「PM6」を思い出すなァ・・・と。
そうです。
私もこのダブルコーンのルックスとその音に惹かれて当社で販売させていただくことになった・・・という経緯があります。


で、この度ようやくこのユニットにピッタリなエンクロージャーの組立キットを新発売させていただくことになりました。
組み立てが終わった外観はこんなカンジです。
WP-FL10-2
品名  10cmユニット用バスレフエンクロージャー組立キット
品番  WP-EN10B


幅140mm  高さ330mm  奥行き265mmで使いやすいサイズになっています。
材質は厚さ15mmのMDFで、10cmユニットにふさわしい強度を確保しています。

ユニット取付穴径は93mmですので、今回使用した「WP-FL10」だけではなくて、その弟分の「WP-FL11」やFOSTEX社の「FE103NV2」や「FF105WK」なども取り付けることが可能です。
また、当社販売店の「デジット」では「掘り出し物」のスピーカーユニットが多数販売されていますが、それらを取り付けてハイCPのシステムを製作する・・・という楽しみも広がります。

内部構造はこんなカンジです。
WP-FL10-3
内容積は7,8ℓと充分なサイズを確保。
「リア・スリットパスレフ」を採用して「自然で伸びのある低域」を実現しています。

完成したスピーカーシステムのインピーダンスを計測してみたらこんなカンジです。
WP-FL10-4

バスレフダクトのチューニング周波数は約60Hzになっているのが確認できます。
約40Hz~50Hzまでは実用になると思われますので、一般的な音楽鑑賞には問題なく使用できるのではないでしょうか。

このエンクロージャー組立キットは写真のような部材で構成されています。
WP-FL10-5

板材のほかに真鍮削り出し+金メッキのターミナルや内部配線材(スピーカーケーブル)も同梱されています。
スピーカーユニットのほかに準備するものは「木工用ボンド」と「吸音材」くらいです。
吸音材はオーディオ用がベストなのですが、100円ショップなどで販売されている「手芸わた」も使用できます。


部材のほかに「組立説明書」が同梱されています。
こんなカンジです。
WP-FL10-6


「A3サイズ」の両面印刷で、組み立ての全工程がカラー写真でくわしく解説されていますので、
これを見ながら作業していただきますと間違いなく完成させることができると思います。

ちなみに、木工ボンドで接着していく作業は2台同時にすすめても約2~3時間で終了させることができました。
その後まる一日(24時間)ボンドを乾燥させてからターミナルとスピーカーユニットを取り付けましたので製作にはほぼ2日間を費やしたことになります。

ご参考までに、「WP-FL10」ユニットの弟分である「WP-FL11」を取り付けて完成させたらこんなカンジです。
WP-FL10-6

「WP-FL10」よりも2台で約4,000円コストダウンすることができます。
音質はWP-FL10よりも軽快で明るく前に出る傾向がありますのでジャズライブなどを好んで聴かれる方には向いているかも知れません。

塗装仕上げしてキレイな姿で披露したかったのですが、取り急ぎMDF素地の状態で紹介させていただきました。

「WP-FL10」ユニットを使用したスピーカーシステムを社内の一室にセッティングしてみました。
こんなカンジです。
WP-FL10-7
音源機器にはオーディオ専用PC組立キット「WP-APC3」を使用しました。
USBメモリに取り込んだ音楽データをタッチパネルで選曲してアナログ信号に変換します。
その信号を受けるプリアンプは前回このブログで紹介させていただいたもので、「WP-PAMP8920」基板完成品をタカチ製アルミケースに収納したもの。
パワーアンプはこれまたこのブログで紹介させていただいた「WP-AMP7294V2」基板完成品をタカチ製アルミケースに収納したモノフォニックパワーアンプを左右に1台づつ・・・という構成です。

クラシックからジャズ、ポップスまで試聴用の高音質ソフトを一通り聴いてみましたが、低域の量感は申し分なく、8cmユニットとの違い(威力)を感じさせます。
中~高域はしっとりと落ち着いた自然な音質でバイオリンのユニゾンや女性ボーカルも決してキツくならず上質な音を楽しむことができました。

一般的な紙コーンユニットにありがちな「明るく華やか」な音ではありません。
ハイエンドスピーカーを聴きなれた方にも胸を張っておすすめできるスピーカーシステムだと思っています。


このエンクロージャー組立キットで「手づくりスピーカー」のレパートリーを増やすお手伝いができれば幸いです。


(記事:OGU)
更新予定:毎週木曜日(次回は7月18日です!) 

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必須-非マイコン系]


さて今回も、SDGs(エス・ディー・ジーズ)の17個の目標(ゴール)のうちの一つ
「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の達成を目指して
エコエネルギー、再生可能エネルギーを利用した発電を試したいと思います。
※前回の風力記事「エコな風力発電を試してみよう!」


再生可能エネルギーとは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、
太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。
その大きな特徴は、「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない(増加させない)」の3点。

石油や石炭のように無くならないので、ずっと使える(持続可能)ですし、
「どこにでも存在する」ので、他の国に頼らず、世界中すべての人が利用しやすく
「CO2を排出しない」ので、クリーンなエネルギーです。


(1)太陽光、(2)風力、(3)水力、(4)地熱、(5)太陽熱、
(6)大気中の熱その他の自然界に存在する熱、(7)バイオマス(動植物に由来する有機物) の7種類のうち


今回は水力を利用したエネルギー、水力発電ができるマイクロ水力発電機のご紹介です。


水力発電は、流水や落水といった水力を利用して水車を回転させ、水車の動力を電力に変換することで発電する発電方式です。
火力発電や風力発電と同様、電磁誘導を利用して回転力から電気エネルギーを得ます。


コチラがマイクロ水力発電機です。(5V、12Vがあります。)
01.マイクロ水力発電機_前

電力を取り出す赤黒の線の先はXHコネクタ(XHP-2)がついています。


後ろから見ると、下向きの矢印が書いてあります。
02.マイクロ水力発電機_後

これは水を流す向きで、矢印の上から水を入れ、下から水を出します。
逆向きに水を流しても、水車は回りませんのでご注意ください。


まずは水を流した時の電圧がどうなるか、確認するための電圧計を用意します。
出力端子はXHコネクタ(XHP-2)になっているので、取り付けられるように基板に受けの★XHコネクタ(S2B-XH-A)を付けます。

03.7セグLED電圧計SDEN
04.基板とコネクタ

この★7セグLED電圧計モジュール 赤色(SDEN-RD)は3本線が出ているのですが
赤線=電源用(+)、白線=測定用(+)、黒線=GND(-) ※GNDは共通、となっています。

今回はマイクロ水力発電機からの出力を、白線で電圧を計りながら、赤線で電圧計モジュール自体の電源も同時に取ります。
なので、赤線も白線もマイクロ水力発電機の+側へつなぎ、黒線を-側につなぎます。

簡単なハンダ付けで、できたのがコチラ。
05.コネクタ付き電圧計_表
06.コネクタ付き電圧計_裏

では、実測といきましょう。

水を流し始めると電圧が上がっていきます。
07.5V用出力弱い

蛇口を回してだんだん水の流れを強くしていき、十分な流量までくると出力は最大5Vになり
それ以上には電圧は上がりません。
08.5V用最大出力


水がちょろちょろ状態から
10.12V用出力弱い

十分な流量まで。
最大12Vまで上がります。
(11.9Vですが、デジタル表示器の表示誤差の範囲なので気にせずいきます。)
11.12V用最大出力


改めて見直すと、電圧計の値を注視しすぎて、出力のケーブルにまで水がはねて基板が濡れそうでした。。
電気回路は水気厳禁!基板は水に濡らしちゃダメですよ!


で、電圧は表記通りに最大5V/12Vが確認できましたが、
電流はどのくらい取れるのでしょうか。

次なる実験は、出力から電圧計と並列に抵抗負荷を付けて流れる電流を確認してみます。

5V用のマイクロ水力発電機の出力に、51Ωの抵抗を付けて電圧を見てみると
電圧が上がっていって…
13.5V用出力弱い_負荷有

蛇口を限界まで回したら
14.5V用最大出力_負荷有

十分な水を流しても約4Vまでしか上がりませんでした。

オームの法則で電流を求めると
A(電流) = V(電圧) ÷ R(抵抗) = 約80mA

12V用ではどうでしょうか。同じく出力に51Ωの抵抗を付けて電圧を見てみると、
電圧が上がっていって…
15.12V用出力弱い_負荷有

蛇口を限界まで回して
16.12V用最大出力_負荷有

コチラもちょっとだけ高い電圧がでてますが、約4Vまでしか上がりませんでした。
出力の電流の最大値は5V用でも12V用でも同じということになります。

因みに、電圧計の消費電流は正確ではありませんが約10mAくらい。
多くても20mAまではいかない程度です。
17.SDEN消費電流

ということで、マイクロ水力発電機は12V用で1W程度の電力が取れそうです。
たかが1Wですが、庭の水まきとか洗い物とかで使う水で電力の再利用ができるというのはエコですね!
料理とか飲み水に使うのはおすすめしませんが^^;


このエコなマイクロ水力発電機を使って、色々なアイデアを試してみてください!


(記事:TOY)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月27日です!) 

記事担当:共立エレショップ
[ハンダ付け必要-非マイコン系]


当社の店頭にはエレショップに掲載しきれていない商品が山ほどあります。

その中で、とくに諸事情により掲載が難しい商品をピックアップしてご紹介いたします。
※掲載している価格は、2024年5月30日現在のものとなっております。
 価格が変動する可能性がございますので、ご了承ください。

当ブログでご紹介する商品は、エレショップでお求めいただける方法を最後にご紹介いたします。

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■大型トロイダルコア各種■

画像1
型番:T300-2D(左)
店頭販売価格:¥2,000(税込)
◆仕様
・外径約77mm
・内径約49mm
・厚み:約24.5mm

型番:T520-2(中央)
店頭販売価格:¥7,000(税込)
◆仕様
・外径約132mm
・内径約78mm
・厚み:約20.3mm

型番:T650-2(右)
店頭販売価格:¥25,000(税込)
◆仕様
・外径約165mm
・内径約88mm
・厚み:約1mm

大型トロイダルコアがあたかも大理石のような模様のように見えますが、
ショーケース越しに大型トロイダルコアを撮影しており、
店舗の床がガラスに映り込んでいるためでありまして、通常のトロイダルコア同様単色でございます。

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■中古ブロックコンデンサ バンド付■

画像2

店頭販売価格:特価¥500(税込)

◆仕様
・耐圧:80V
・静電容量:0.1F(100000μF)

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■中古ブロックコンデンサ バンド付■

画像3

店頭販売価格:特価¥330(税込)

◆仕様
・状態不明
・仕様不明のものもあります
※耐圧、容量の指定できません

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■磐城無線研究所 薄型抵抗器■

画像4

店頭販売価格:特価¥1,000(税込)

◆仕様
・型番:RF220S
・電力:220W
・抵抗値:12.5Ω

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■東洋計器 アナログメーター■

画像5

店頭販売価格:特価¥1,100(税込)

◆仕様
・型番:DCF-10
・測定電流:DC1mA(実測値)

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■平ベルト 径いろいろ■

画像6

店頭販売価格:各 特価¥110(税込)

◆仕様
・幅:2mm / 3mm / 4mm / 5mm / 6mm
※径の指定できません

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■エンコーダプレート■

画像7

こんなマニアックなパーツもございます!

◆仕様
・窓数:18
・内径:1.6mm
・外径:7mm
・店頭販売価格:¥125(税込)

・窓数:100
・内径:3mm
・外径:22mm
・店頭販売価格:¥185(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:25mm
・店頭販売価格:¥225(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:35mm
・店頭販売価格:¥305(税込)

・窓数:10
・内径:3mm
・外径:22mm
・店頭販売価格:¥185(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:20mm
・店頭販売価格:¥185(税込)

・窓数:100
・内径:8mm
・外径:30mm
・店頭販売価格:¥265(税込)

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【お求め方法】

共立エレショップの左の上にある「未登録商品の注文」からご注文いただけます。

画像8

「未登録商品の注文」については過去のブログエントリでご紹介いたしておりますのでご参照ください。

電工女子★エレショップに掲載されていない商品を買いたい場合の裏技紹介★
https://eleshop.myadventvega.co.uk/archives/40067031.html


【商品について】
デジットの取り扱い商品のため、在庫状況は店舗へご確認ください。

・デジット:06-6644-4555

営業時間【定休日:なし】
 月~土曜:10:30~19:30
 日・祝日:10:00~19:00



(記事:えて吉)
更新予定:毎週木曜日(次回は6月6日です!) 

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